自由人の遊び場。
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いまさらですが、先々週の京都旅記でも。
今回は自分にしては珍しく、急に思い立って京都に行って来ました。祇園祭めあてで。
祇園祭が連休にかぶるのって6年ぶりくらい?思えば私が初めて京都に来たのがその年だった。しかも祗園祭あってるのにまったく参加しなかったな(笑)そして、旅先はもっぱら九州・沖縄にばかりひきこもっていた私が中央の方に旅するようになったのもこれがキッカケだったわw
大学の時に同じ旅行業を目指していたMちゃんに手を引かれ(笑)京都にやってきたのがはじまりだったなぁ。まぁ結局2人とも旅行業とは違う職種で働いておりますが。私は一時期だけ従事しましたが。結論、趣味を仕事にしてはいかん(笑)
前置き長くなりましたが、今回は、2泊3日、ちゃんと京都で遊んだよ!いつもは京都市内に宿だけとってすぐに周辺県に脱走してたけど!
一番の目的「山鉾御朱印ラリー」。いやぁ、こんなおもしろかっいいイベントがあるなんて知らなかった!御朱印好きの血が騒ぎますわ!んで、無謀にも、半日で全33基の御朱印getしてきたずぇ!!死ぬかと思った!!
途中、通りすがりの人が「全部一日でまわるとか、無謀やわーアハハ」って話が聞こえてきましたが、すいません、その無謀なことやってるの私です(死)元気があればなんでも出来るんですぜ?!
朝栄養ドリンクも飲んでたんで、はりきってラリースタートですよ!この時期はバスが混むの目に見えてたんで京都駅から山鉾がある烏丸御池あたりまで徒歩で行ったという・・・・我ながらすごい・・・(鼻血)
思ってた以上に、山鉾めぐりは面白かった!!宵々々山の昼間に行ったからまだ準備中の山が多かったけど、工程を見ることができたし、何より、山ごとにたっくさん製作されてるグッズがすごい!団扇に手ぬぐい、Tシャツもあったし飴とか、とにかく気合いの入れ方が違いますな~。まぁ、京都って普通の神社とかでもオリジナルグッズがあふれてるもんなー。さすが寺社仏閣の都というか。
そして、御朱印目的のはずがとちゅうからグッズ収集目的に変わりはじめ、文字通りお金が羽生やして飛んで行きました・・・。
ちなみに画像は左から黒主山、月鉾、浄妙山の団扇だす。個人的にグッズで面白いのが多いと思ったのが浄妙山だったな。黒主山はグッズが黒で統一されてたり、月鉾のこれは、通りで歩いてる人が持ってるの見て一目ぼれして買いに走った(笑)
きっと祇園祭マニアの人はグッズ全部揃えてる人もいるんだろうなぁ、それは面白そうだぞ。
この日の京都は蒸し暑さMAXで10基まわったあたりから顔が死にはじめ(笑)ましたが、大船鉾の会場で御朱印押してくれた浴衣のきれいなおねいさんが「がんばってください!!vv」と励ましてくれたのでまた気力が湧いてきただよ(笑)ありがとう、あなたのおかげでコンプリート出来ましたw
左画像はまっつイチオシの蟷螂山ですよー。山の頂上にからくりのカマキリがいて、山が動くとかなり精巧な動きをするらしい。山鉾巡行の時にしか見れないのが残念。ただ蟷螂山の会場でからくりのカマキリクジがあってそれがなかなか面白くてよい!人気があるようで大行列でしたよー。ここのグッズはカマキリモチーフのかわいいものが多くてコースターやら便箋なんてのもあった!カマキリ柄のハンケチgetしたよ!
日が暮れると、それまでの観光客いっぱいの町に地元民も加わって大変な賑わいになります。宵々でこれだから宵山はもっとすごいんじゃろうなぁ。でもやっぱり夜になるとますます雰囲気が出ていいね!これぞ日本の夏というか。同じ日本でもこの空気があるのはこの時のここだけというか。京都の夏はクソ暑いけど日本人の「夏」を満喫するならここしかないよね。
あと、今回、結果的に京都駅→烏丸→河原町を徒歩で3周ぐらいしたんで(自分を褒めたい(笑))、今まで気付かなかった小さなお店やら発見が多くてそれがまた楽しかった。欲張らないで2日くらいかけてラリーしたほうがよかったのかもな。祭の出店もこっちではお目にかからないものが多くて見てまわるだけで面白いし。とあるカレーとナンを売ってるらしい出店のインド人のおじさん2人が 「ナンですかーー?」「そうナンでーす!!」「ナンでしょーう!!」とナンにかけたかナンか面白い掛け合いしてたのが秀逸すぎたwというか、出店でナンってすごいな。あと韓国料理の店がサムギョプサル出してたり、プリン凍らせて箸刺して「プリンアイス」と銘打って売ってるおっさんいたり(笑)どて焼きあったり(さすがに暑いので誰も買ってなかったけど)。保守的にみえる京都ですが出店はわりとカオスでしたww
今回、2泊するにあたって、1泊は友人宅に泊めてもらい、もう1泊は宮川町にある「ゲストハウス金太」さんにお世話になりましたー。これ入り口の写真。
舞妓・芸妓さんの町で有名な宮川町で、お茶屋さんを改装して出来たわりと新しいゲストハウスなんですが、ここヨカッタ!!場所が場所なんでなんとまぁ風情のあること(笑)This is KYOTO!ってかんじの立地です。私はドミトリーに泊まったけど、個室もあるらしい。1階にはうどん屋さんがあって、そこもなかなか美味しかった!しかも夜中まで営業してるんでなにかと便利です。京都駅も徒歩圏内だし東山にも近いのでこれはかなり良いお宿ではないでしょうか。貸しチャリもあって1日¥500だったので夜中まで京都の町を乗り回してました(笑)夜の鴨川の風は気持ちがいいのだよw
で、2日目。こっからはちょいと特殊なんで気持ち程度隠しておきます。念おされたもんでポリポリ。
2日目は、チャリンコこいで北に上り、京都大学に行ってきました。あの、秀才達の巣窟の京都大学(笑)
なんでそんなところに行ったのかと。アノ、伝説の吉〇寮に取材に行ったのでしたwwwww
まぁ取材といってもただ見学させてもらって写真撮ってきただけですが。
本格的な取材となると事前に許可がちゃんといるそうな。私は行き当たりばったりで「そうだ、吉〇寮行こう」(笑)なかんじで行ったんで、入り口で寮生の方にお願いしたら許可をもらえました。ただし、ネットには一切アップしないという条件付きなんで、今回は画像ナシです。まぁ、プライバシーも問題とか色々あるしね。私の乏しいボキャブラリーで
あの壮絶な空間の説明が出来ればいいのですが・・・。
廃墟、雑居、怪しい裏通りといった風情の九龍城しかり軍艦島しかり沖縄の牧志の迷宮などなどが大好きなんですが、九龍城はもう解体されてるし軍艦島は観光地として整備されきってしまってるし、時代の流れとともにこういうものがなくなるのは哀しい、といっても治安的にはいいんですが。でも九龍城は無理だったけど重慶マンションには行ったよvあそこもすごかったwwこういう、人間の営みが臨界点まで凝縮されて妖しいオーラが漂う空間ってなんでああも素敵なんだろうか・・・。そしてそんな妖しすぎるオーラが吉〇寮にはありました。本当に感動した(笑)ミニ九龍城だ!
吉〇寮について簡単に説明しときますが、なんといっても日本最古の木造学生寮であること、日本4大(今は3大)自治寮であること、寄宿料が全部ひっくるめて月¥3000ほど、などなど。メディアでも紹介されてたり鴨川ホルモーでロケに使われてたり、まぁその筋では有名な場所なんですね。実際話聞いたら写真撮りに来る人は多いとか。
んで、自転車が大量に駐輪してある長い並木道を抜けていざ寮の中へ。と、この寮の敷地内、にわとりが放し飼いになってたり、うさぎ小屋があったりしたんで「わぁ、かわいいー」とかのんきに見てたら、小屋の横に大きく「食用」と書かれていた・・・・・・・・・・・・・・・・。のっけから吉〇寮のアウトローっぷりを体感しました・・・・・・・。あとあとこの件に関して調べてみたら、本当に寮内で飼ってるウサギやらニワトリやらヤギは寮生の食料になるらしい(泣)詳しくは「吉田寮畜産業協同組合」で検索してみてください。自転車置き場の脇に「山羊鎮魂」と書かれた山羊の頭蓋骨が置かれた祭壇を目にしたときは本気で帰ろうかと思った(笑)すげぇ・・・さすが聞きしに勝る吉〇寮・・・・・。
怖気づき気味の気持ちを奮い立たせて寮内にお邪魔しまーす!!まっつ、逝きまーす!!
もうね、入り口からすごいのなんのって、入り口が寮生のみなさんの溜まり場になっとるんですよ、座布団とかテーブルとか置いてあって。多分、寮内で一番風通しが良いんだろうな・・・・、寮のかたち「E型」になって風通し悪そうだし。
一歩寮に入った時から、そこは治外法権(笑)なにがあっても自己責任、そんなオーラがたちこめておりますww
壁じゅうに張られたポスターやら連絡事項やら時々萌え系、そして何十年前の新聞だコレってなかんじの歴史をかんじさせるもの。トイレなんか壮絶でした・・・・・恐ろしくて入り口でまわれ右しました・・・・・。ここのトイレって男女兼用なんだよねたしか・・・・・。HTBのホラートイレより怖い(死)
私がお邪魔したときは休日だったので寮生の方も何人かいたけど、なんだろう、みんな一様にぐったりしているというか歩調が一緒というか、バイオハ〇ードというかwww廊下から窓越しに寮生の部屋をのぞいてみると、ソファーの上や畳の上で眠っているのか死んでいるのかわからない状態だった(死)たしかに、真夏の昼間はああやってやりすごすしかないよな・・・・。でもほんと寮内リアルバイオハ〇ードだった・・・・。
E型の寮なので間に中庭があるんですがここもまたカオスだった、というかジャングルだった・・・・・。そしてなぜかアイスの冷凍庫が置かれてた・・・・。寮内を散策してて思ったんですが、ここ吉〇寮で、「なんでこんなものがあるの?」という問いかけは無駄だな、と(笑)そしてそういった謎のものがこの寮を形成する一部になっていると。奥深い・・・・。
本音を言うと誰か寮生の人つかまえ徹底的に案内してほしかったけど、まぁそこまでわがままは言えない、というか私の精神状態がどこまでもつかって話(笑)なので、20分ほど写真撮らせてもらって退散しました。
いやぁ、自分の価値観を変えるといっても過言でないほど貴重な時間を過ごせました。いきなりの訪問にも関わらずオッケーしてくれたメガネの方、ありがとう。きっとハンパなく頭いいんだろうなぁ彼はw
そして帰るとき、自転車おしててふと、放置されたリヤカーに白いペンキで「ヒバク労働=人殺し!!」と書いてあるのを見たとき、改めて、わたし、とんでもない場所にきたんだ、と心底感じた・・・・・・。まぁ、元来、学生とはこうあるべきものなんだよなー・・・・・。うーん、すごいぜ吉〇寮。
午後からはたまたまこの日あってた百万遍のてづくり市に行ってみましたー。京都ってこういう市がいっぱいあっておもしろいねー。個人的に、ハンドメイドというものに興味がない(笑)のですが、まぁどういうものか知る分には行ってよかったな。あちこちで手作りの漬物売ってるから会場の知恩寺境内がほんのりすっぱい(笑)
最終日は宿から近いこともあり東山界隈をぶらっとしに行きましたー。ってか見ろ、この青空、灼熱地獄だったぞ京都(死)通常の気候だったら八坂から清水行ってぐるっと周ってこれたかもしれないけど、八坂抜けて清水下の松栄堂でお香買うだけで体力使い果たした・・・・。さすがに舞妓体験してる人もいなかったわー。ほんっと暑かった!
帰りに時間あったんで、ゲストハウスの近くの六波羅密寺に行ってみました。ここ西国33ヶ所のお寺なんでめでたく御朱印get。あと、日本史の教科書に載ってる平清盛像と空也像もあるんですね。大河効果なのかわかんないけど結構人多かった。
空也像はなかなか興味深いものだったわー。右から見るのと左から見るのとでは表情が違って見えるんですねー。宝物館はこぢんまりしてるけどどれも良かった。やっぱ十二神将って格好いい!と改めて思った!
今まで京都はかなり来てるけど、なにげに今回の旅が一番濃い内容だったと思う、特に2日目(笑)時間あれば行こうと思ってた吉田神社も横素通りしただけだったのでまた次回来たいわ。
今回は自分にしては珍しく、急に思い立って京都に行って来ました。祇園祭めあてで。
祇園祭が連休にかぶるのって6年ぶりくらい?思えば私が初めて京都に来たのがその年だった。しかも祗園祭あってるのにまったく参加しなかったな(笑)そして、旅先はもっぱら九州・沖縄にばかりひきこもっていた私が中央の方に旅するようになったのもこれがキッカケだったわw
大学の時に同じ旅行業を目指していたMちゃんに手を引かれ(笑)京都にやってきたのがはじまりだったなぁ。まぁ結局2人とも旅行業とは違う職種で働いておりますが。私は一時期だけ従事しましたが。結論、趣味を仕事にしてはいかん(笑)
前置き長くなりましたが、今回は、2泊3日、ちゃんと京都で遊んだよ!いつもは京都市内に宿だけとってすぐに周辺県に脱走してたけど!
一番の目的「山鉾御朱印ラリー」。いやぁ、こんなおもしろかっいいイベントがあるなんて知らなかった!御朱印好きの血が騒ぎますわ!んで、無謀にも、半日で全33基の御朱印getしてきたずぇ!!死ぬかと思った!!
途中、通りすがりの人が「全部一日でまわるとか、無謀やわーアハハ」って話が聞こえてきましたが、すいません、その無謀なことやってるの私です(死)元気があればなんでも出来るんですぜ?!
朝栄養ドリンクも飲んでたんで、はりきってラリースタートですよ!この時期はバスが混むの目に見えてたんで京都駅から山鉾がある烏丸御池あたりまで徒歩で行ったという・・・・我ながらすごい・・・(鼻血)
思ってた以上に、山鉾めぐりは面白かった!!宵々々山の昼間に行ったからまだ準備中の山が多かったけど、工程を見ることができたし、何より、山ごとにたっくさん製作されてるグッズがすごい!団扇に手ぬぐい、Tシャツもあったし飴とか、とにかく気合いの入れ方が違いますな~。まぁ、京都って普通の神社とかでもオリジナルグッズがあふれてるもんなー。さすが寺社仏閣の都というか。
そして、御朱印目的のはずがとちゅうからグッズ収集目的に変わりはじめ、文字通りお金が羽生やして飛んで行きました・・・。
ちなみに画像は左から黒主山、月鉾、浄妙山の団扇だす。個人的にグッズで面白いのが多いと思ったのが浄妙山だったな。黒主山はグッズが黒で統一されてたり、月鉾のこれは、通りで歩いてる人が持ってるの見て一目ぼれして買いに走った(笑)
きっと祇園祭マニアの人はグッズ全部揃えてる人もいるんだろうなぁ、それは面白そうだぞ。
この日の京都は蒸し暑さMAXで10基まわったあたりから顔が死にはじめ(笑)ましたが、大船鉾の会場で御朱印押してくれた浴衣のきれいなおねいさんが「がんばってください!!vv」と励ましてくれたのでまた気力が湧いてきただよ(笑)ありがとう、あなたのおかげでコンプリート出来ましたw
左画像はまっつイチオシの蟷螂山ですよー。山の頂上にからくりのカマキリがいて、山が動くとかなり精巧な動きをするらしい。山鉾巡行の時にしか見れないのが残念。ただ蟷螂山の会場でからくりのカマキリクジがあってそれがなかなか面白くてよい!人気があるようで大行列でしたよー。ここのグッズはカマキリモチーフのかわいいものが多くてコースターやら便箋なんてのもあった!カマキリ柄のハンケチgetしたよ!
日が暮れると、それまでの観光客いっぱいの町に地元民も加わって大変な賑わいになります。宵々でこれだから宵山はもっとすごいんじゃろうなぁ。でもやっぱり夜になるとますます雰囲気が出ていいね!これぞ日本の夏というか。同じ日本でもこの空気があるのはこの時のここだけというか。京都の夏はクソ暑いけど日本人の「夏」を満喫するならここしかないよね。
あと、今回、結果的に京都駅→烏丸→河原町を徒歩で3周ぐらいしたんで(自分を褒めたい(笑))、今まで気付かなかった小さなお店やら発見が多くてそれがまた楽しかった。欲張らないで2日くらいかけてラリーしたほうがよかったのかもな。祭の出店もこっちではお目にかからないものが多くて見てまわるだけで面白いし。とあるカレーとナンを売ってるらしい出店のインド人のおじさん2人が 「ナンですかーー?」「そうナンでーす!!」「ナンでしょーう!!」とナンにかけたかナンか面白い掛け合いしてたのが秀逸すぎたwというか、出店でナンってすごいな。あと韓国料理の店がサムギョプサル出してたり、プリン凍らせて箸刺して「プリンアイス」と銘打って売ってるおっさんいたり(笑)どて焼きあったり(さすがに暑いので誰も買ってなかったけど)。保守的にみえる京都ですが出店はわりとカオスでしたww
今回、2泊するにあたって、1泊は友人宅に泊めてもらい、もう1泊は宮川町にある「ゲストハウス金太」さんにお世話になりましたー。これ入り口の写真。
舞妓・芸妓さんの町で有名な宮川町で、お茶屋さんを改装して出来たわりと新しいゲストハウスなんですが、ここヨカッタ!!場所が場所なんでなんとまぁ風情のあること(笑)This is KYOTO!ってかんじの立地です。私はドミトリーに泊まったけど、個室もあるらしい。1階にはうどん屋さんがあって、そこもなかなか美味しかった!しかも夜中まで営業してるんでなにかと便利です。京都駅も徒歩圏内だし東山にも近いのでこれはかなり良いお宿ではないでしょうか。貸しチャリもあって1日¥500だったので夜中まで京都の町を乗り回してました(笑)夜の鴨川の風は気持ちがいいのだよw
で、2日目。こっからはちょいと特殊なんで気持ち程度隠しておきます。念おされたもんでポリポリ。
2日目は、チャリンコこいで北に上り、京都大学に行ってきました。あの、秀才達の巣窟の京都大学(笑)
なんでそんなところに行ったのかと。アノ、伝説の吉〇寮に取材に行ったのでしたwwwww
まぁ取材といってもただ見学させてもらって写真撮ってきただけですが。
本格的な取材となると事前に許可がちゃんといるそうな。私は行き当たりばったりで「そうだ、吉〇寮行こう」(笑)なかんじで行ったんで、入り口で寮生の方にお願いしたら許可をもらえました。ただし、ネットには一切アップしないという条件付きなんで、今回は画像ナシです。まぁ、プライバシーも問題とか色々あるしね。私の乏しいボキャブラリーで
あの壮絶な空間の説明が出来ればいいのですが・・・。
廃墟、雑居、怪しい裏通りといった風情の九龍城しかり軍艦島しかり沖縄の牧志の迷宮などなどが大好きなんですが、九龍城はもう解体されてるし軍艦島は観光地として整備されきってしまってるし、時代の流れとともにこういうものがなくなるのは哀しい、といっても治安的にはいいんですが。でも九龍城は無理だったけど重慶マンションには行ったよvあそこもすごかったwwこういう、人間の営みが臨界点まで凝縮されて妖しいオーラが漂う空間ってなんでああも素敵なんだろうか・・・。そしてそんな妖しすぎるオーラが吉〇寮にはありました。本当に感動した(笑)ミニ九龍城だ!
吉〇寮について簡単に説明しときますが、なんといっても日本最古の木造学生寮であること、日本4大(今は3大)自治寮であること、寄宿料が全部ひっくるめて月¥3000ほど、などなど。メディアでも紹介されてたり鴨川ホルモーでロケに使われてたり、まぁその筋では有名な場所なんですね。実際話聞いたら写真撮りに来る人は多いとか。
んで、自転車が大量に駐輪してある長い並木道を抜けていざ寮の中へ。と、この寮の敷地内、にわとりが放し飼いになってたり、うさぎ小屋があったりしたんで「わぁ、かわいいー」とかのんきに見てたら、小屋の横に大きく「食用」と書かれていた・・・・・・・・・・・・・・・・。のっけから吉〇寮のアウトローっぷりを体感しました・・・・・・・。あとあとこの件に関して調べてみたら、本当に寮内で飼ってるウサギやらニワトリやらヤギは寮生の食料になるらしい(泣)詳しくは「吉田寮畜産業協同組合」で検索してみてください。自転車置き場の脇に「山羊鎮魂」と書かれた山羊の頭蓋骨が置かれた祭壇を目にしたときは本気で帰ろうかと思った(笑)すげぇ・・・さすが聞きしに勝る吉〇寮・・・・・。
怖気づき気味の気持ちを奮い立たせて寮内にお邪魔しまーす!!まっつ、逝きまーす!!
もうね、入り口からすごいのなんのって、入り口が寮生のみなさんの溜まり場になっとるんですよ、座布団とかテーブルとか置いてあって。多分、寮内で一番風通しが良いんだろうな・・・・、寮のかたち「E型」になって風通し悪そうだし。
一歩寮に入った時から、そこは治外法権(笑)なにがあっても自己責任、そんなオーラがたちこめておりますww
壁じゅうに張られたポスターやら連絡事項やら時々萌え系、そして何十年前の新聞だコレってなかんじの歴史をかんじさせるもの。トイレなんか壮絶でした・・・・・恐ろしくて入り口でまわれ右しました・・・・・。ここのトイレって男女兼用なんだよねたしか・・・・・。HTBのホラートイレより怖い(死)
私がお邪魔したときは休日だったので寮生の方も何人かいたけど、なんだろう、みんな一様にぐったりしているというか歩調が一緒というか、バイオハ〇ードというかwww廊下から窓越しに寮生の部屋をのぞいてみると、ソファーの上や畳の上で眠っているのか死んでいるのかわからない状態だった(死)たしかに、真夏の昼間はああやってやりすごすしかないよな・・・・。でもほんと寮内リアルバイオハ〇ードだった・・・・。
E型の寮なので間に中庭があるんですがここもまたカオスだった、というかジャングルだった・・・・・。そしてなぜかアイスの冷凍庫が置かれてた・・・・。寮内を散策してて思ったんですが、ここ吉〇寮で、「なんでこんなものがあるの?」という問いかけは無駄だな、と(笑)そしてそういった謎のものがこの寮を形成する一部になっていると。奥深い・・・・。
本音を言うと誰か寮生の人つかまえ徹底的に案内してほしかったけど、まぁそこまでわがままは言えない、というか私の精神状態がどこまでもつかって話(笑)なので、20分ほど写真撮らせてもらって退散しました。
いやぁ、自分の価値観を変えるといっても過言でないほど貴重な時間を過ごせました。いきなりの訪問にも関わらずオッケーしてくれたメガネの方、ありがとう。きっとハンパなく頭いいんだろうなぁ彼はw
そして帰るとき、自転車おしててふと、放置されたリヤカーに白いペンキで「ヒバク労働=人殺し!!」と書いてあるのを見たとき、改めて、わたし、とんでもない場所にきたんだ、と心底感じた・・・・・・。まぁ、元来、学生とはこうあるべきものなんだよなー・・・・・。うーん、すごいぜ吉〇寮。
午後からはたまたまこの日あってた百万遍のてづくり市に行ってみましたー。京都ってこういう市がいっぱいあっておもしろいねー。個人的に、ハンドメイドというものに興味がない(笑)のですが、まぁどういうものか知る分には行ってよかったな。あちこちで手作りの漬物売ってるから会場の知恩寺境内がほんのりすっぱい(笑)
最終日は宿から近いこともあり東山界隈をぶらっとしに行きましたー。ってか見ろ、この青空、灼熱地獄だったぞ京都(死)通常の気候だったら八坂から清水行ってぐるっと周ってこれたかもしれないけど、八坂抜けて清水下の松栄堂でお香買うだけで体力使い果たした・・・・。さすがに舞妓体験してる人もいなかったわー。ほんっと暑かった!
帰りに時間あったんで、ゲストハウスの近くの六波羅密寺に行ってみました。ここ西国33ヶ所のお寺なんでめでたく御朱印get。あと、日本史の教科書に載ってる平清盛像と空也像もあるんですね。大河効果なのかわかんないけど結構人多かった。
空也像はなかなか興味深いものだったわー。右から見るのと左から見るのとでは表情が違って見えるんですねー。宝物館はこぢんまりしてるけどどれも良かった。やっぱ十二神将って格好いい!と改めて思った!
今まで京都はかなり来てるけど、なにげに今回の旅が一番濃い内容だったと思う、特に2日目(笑)時間あれば行こうと思ってた吉田神社も横素通りしただけだったのでまた次回来たいわ。
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博多っ子。めでたくFTOオーナーと沖縄病・八重山病末期患者になりました。座右の銘は「人生一度きり楽しんだもん勝ち」。
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