和参梵。 旅行 忍者ブログ
自由人の遊び場。
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 毎年、ニューかめりあで行く初日の出と釜山3日間の旅、なるツアーが組まれてますが、今年はもちろん欠航
なんだろうなぁ、と思ってみたりした。もし決行なんてことになりゃ、初日の出どころか皆酔いとの闘い6時間ってことになるんだろうなぁ・・・。
関係ないけど、沖縄の離島便で通称「ゲロ船」と呼ばれる航路があるんですが、何がすごいって、船内の
あちこちに洗面器がスタンバイされてる光景(笑)

IMG_1202.JPG 先日、恥ずかしながらはじめてわが国の首都に行って参りましたよ。理由「ルイーダの酒場に行きたかったから」。ルイーダの酒場がなければこの先も行こうと思うことなかったかもしれん・・・(笑)
ってか、首都は恐ろしい街と聞いていたので(笑)着いて直行神奈川に逃げたんですがね。鎌倉には行ってみたかったのよ!古い物件いっぱい!御朱印いっぱい!
しかし案の定乗り換えの横浜駅で迷いまくった(汗)都会キライ・・・都会コワイ・・・・(涙)

 時間あれば三十三観音巡りしたかったけど、時間的に無理だったんでとりあえず北鎌倉から出発してあちこち見て周りましたー。時期のせいか都会に近いせいか、土曜なのに人がめちゃくちゃ多かった・・・・(汗)
駅から1番近い円覚寺はまだ紅葉がキレイだったわ。なかなか趣きのあるお寺。売店のおっちゃんがめちゃくちゃフレンドリーで来る人来る人に話しかけまくる姿が印象的でした(笑)
でね、やっぱりというか一眼持った60代70代のおっちゃんがうじゃうじゃ居たんですが、その人達と自分の行く方向が一緒ってのがなんとも。カメラ好きはアングルの狙いどころが一緒、というか嗅覚が同じなんだろうなぁとしみじみ思った。しかしながら今回は人が多すぎていい絵が撮れんかった!このお寺も多分新緑の時期がキレイなんじゃないかなー。私はやっぱり紅葉より新緑の方が好きだ。
お次は円覚寺から歩いて10分ほどの建長寺。円覚寺と建長寺は鎌倉五山なんですね。たしかにどちらもすごい立派だった。
お寺周りするうえで、お寺の由来とか歴史についてみんなどれくらい知りながら周っているのかなー、とよく思います。自分は由来そこそこ聞いてあとは寺なり神社なりの空気を感じたいだけなんであんまその辺には
こだわらないんですが。それって失礼にあたるんかな?よくわからん。
神社マニアの知り合いは、神社の由緒を知ることで全国の神社が点と線になってつながって面白い、とか
言ってたけど、自分はそれとは別の楽しみ方してるなぁと思ったり。もっというなら、おもしろい物件が好き。
だから、伊勢に行った時の頭之宮神社とか松島の円通院がすごい好きだった。
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ちなみに、建長寺もこの日は地域のもちつき大会が丁度あってて、子供がうじゃうじゃいてその上寺の中でかくれんぼやら鬼ごっこやらする始末なんで落ち着いて周れんかった(死)まぁ、地域に根ざして子供が集まるお寺っていいことなんだけど。

んで、鎌倉といえば鶴岡八幡さんですね!ここも人多い!本殿に行く階段急で怖ぇ!(笑)
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鶴岡さんは授与品がなんかかわいかったなー。折鶴のお守りつい買ってしもた。しかし、これで私日本三大八幡制覇したぞ!ヤッタネ!でも宇佐神宮行ったのまだ御朱印はじめる前だったからもいっかい行かなきゃなー。というか、あの箱崎宮が3大八幡であることが不思議。敵国降伏・・・・。
この後もまだまだ鎌倉散策続きます(笑)人の少ないところ、拝観料の要らないところを探して鶴岡八幡の東側にある鎌倉宮まで行きましたー。ここまでくれば安心だとか思ってたら高齢者ハイキング軍団がいてすごいことになってた・・・・・・道横断できん・・・・・。
そうだ、よく考えたらこの日の鎌倉って年末のイベントと一般観光客と修学旅行生とハイキング客と結婚式参加者やらですごいことになってたんだ・・・・。これなら、意外と京都のほうがゆっくりひとりになれるとこあるなーと。結局京都って、ガイドにのってるとこから1歩奥に行くと途端に人居なくなるんだよなー。だから写真撮りには好都合。
人が多い、足が痛い、腹減った。多い・・・痛い・・・腹減ったとかブツブツ言いフラフラしながら本日前半の最終目的地の瑞泉寺に向かいましたー。鎌倉駅からだと徒歩30分くらいかな。しかもひたすらゆるやかな坂道なんでヒザにくる(涙)でも苦労して行った甲斐があった!
IMG_1228.JPG山の上にあるんでものすごく静かで下界と違って空気が澄んでる~。このお寺、入り口から本堂までもまた坂道坂道・・・・。この写真、本堂にむかう途中にある石段なんですが、右が緩やかな女坂、左が心臓破りの男坂(笑)そのこと知らないで趣あるからとか思って男坂の方昇ったけど結構急で恐ろしかった!
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そして昇り切った先にはこぢんまりとした本堂とその奥にちょっと不思議な庭園があります。この庭園、岩山と池からなっていて、岩肌に空けられた大きな穴が不思議な景色を作ってました。こういうお庭ははじめてだなー。なんというか、非現実的。あと、ここのお庭には水戸黄門が植えたらしい冬桜もあってちょうど咲いてた!黄門様ここに来たのね!

 空腹MAXだったんで一旦鎌倉駅に帰還してお昼済ませてから今度は西側を散策してまわったけど、西側の住宅地はめっさオサレやね!無駄に広い敷地をもつんじゃなくて、限られた空間内で最大限にオサレな家を建ててあって、1軒1軒がほんとどれも素敵だった~。一軒ずつ写真撮りたいくらいだった(笑)きっと、この辺はオサレな家しか建てさせてもらえないんだろう・・・普通の家建てようとしたら景観を壊すとか言われそうだ・・・。
IMG_1269.JPG そんな超オサレ住宅地の中にある佐助稲荷。ちなみにこのオサレ住宅地の住所が佐助っていうんですね。
オサレなのに佐助・・・・(笑)
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お稲荷なんで狐がいっぱい。しかもみんな表情が違って面白いvvでも、お稲荷さんて立地のせいなのかどこも、なんというかダークでドロドロした雰囲気があるよね、薄暗いというか。まぁそれが好きなんですが。
IMG_1270.JPGそして、この日最後の訪問先が銭洗弁天。オサレ住宅街を抜けた山の中腹に突然現れる鳥居。なんかワクワクしませんか~??ただここに行くまでの坂がまさに心臓破りだった(死)
この鳥居をくぐってトンネルを抜けると銭洗弁天の境内に出るようになってるけど、千と千尋の世界みたいで面白いネ。
ただ名前が面白いなーと好奇心だけで行ってみたけど、ほんとに面白い神社でしたよ。名前の通り境内にある岩清水でお金を洗ってそのお金を使うと倍になって返ってくるとか。いや、お金使って返ってくる、って意味がわかんないんですが(笑)ようするにギャンブルに使えってことか・・・?せっかくここまで来たんで私も早速銭洗ってみたゼ!
IMG_1282.JPGまず銭洗い3点セットを授与所で買います。(ローソク・ザル・線香)んで線香の煙で身を清め、ローソクを立ててから岩屋の奥にある岩清水でざるに入れたお金をひたすら洗う。私単純に、洗うんだから小銭だろ、とか思ってたら周りみんな札洗っててびっくらしたよ!欲深いネみんな!(笑)大丈夫、日本の札は丈夫だから洗ったくらいじゃ破れないヨ!
ちなみに、この洗ったお金はすぐ使うほどご利益があるそうなんですが、私、いまだに財布に入ってる・・・・。なんに使うかなこの500円玉。あ、これで宝くじ買えばよかったのか~。来年の宝くじまで待つか。
 銭洗弁天にてタイムアップだったけど、確かに足も限界だったんで鎌倉とはここでお別れしましたー。鎌倉行ったら絶対見ろよスポットな大仏見てないね!あんまり興味なかったからいいんだけど。また来ることがあったらその時は江ノ電沿線を巡りたいですな!ってか海沿いに青シールのパーラーあるんだってな!なんで?!
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 ふと、去年のイブは何をしてたかなーと思ってブログ漁ったら、その日私はルクルで遊んでたらしい。
今日、ちょっと遊びに行こうかなーと思ったけど、行かんでヨカッタ!毎年行動パターン一緒とか悲しすぎる!
今日はアボカドサラダ作ってTHIS IS IT観ながらケーキ食って酒飲んで、そんなイブ。

IMG_0612.JPGダラダラと長くなりましたが、東北旅行記は今回で終わりだーあーこれで安心して年越せるッ!
 東北オタク旅行最終日は、お世話になった不忘閣を後に一路仙台市内に向かいました。この日は台風一過で超青空夏日だった!やっぱ仙台は青空が似合うね。
 連れの東MAXが初仙台だったんで、とりあえず政宗像は見とけ、ってことで青葉城跡に向かったはいいけど、駐車待ちの車で青葉山がすごいことになってた(死)あそこ、観光地なのに駐車場小さすぎるね・・・・。仕方ないんでふもとの博物館に止めて歩いて行くハメになった・・・。2度目の青葉山登山(笑)甦る悪夢(死)
ちなみに横の写真、青葉城跡にあるあの有名な政宗像じゃなくって、仙台市博物館の裏にあった胸像。あんな人が通りそうにないとこにナゼ・・・?
前回博物館には入らなかったんで今回行ってみたら、運良くあのダースベイダー鎧(三日月のアレね)が展示してあったんさ!これ、いつも展示してるわけじゃないからラッキー!実際本物を間近で見ると、凄いインパクトあった~。色んな鎧兜見てきたけど、やっぱダントツで政宗さんのこれが格好イイよー。全身黒に黄金のNIKEマーク(笑)。前々日に米沢で愛の鎧兜見たけど、同時代のものか??って思っちゃうくらい浮いてる。しかも、レプリカと見まごう程の保存の良さ!あんまり着てないだろ!?たしかに、これ着れば少々顔がまずくても格好良く見えちゃうだろうなぁー(笑)
そういえば、昔この人の辞世の句を知ったときものすごく衝撃的だった。だって格好よすぎるだろ~コレ。馬上少年の詩もしみじみとした良さがあって好きだなぁ。あと「馳走とは~」の名言もすごい。これって服部栄養専門学校の校訓になってるんですね、すげぇ!この人マルチ過ぎるよ!
博物館の一室に子供用のプレイルームみたいな部屋があるけど、そこにある「着せ替え政宗さん」が大層面白かった(笑)裸兜にしたり、頭に采配刺したり、頭に刀刺したり・・・・・御免なさい、もうしません・・・。
IMG_0610.JPG で、青葉城跡に行くとなにやらイベントがあってたんですが、どうやら今話題の伊達武将隊が演舞をやってた模様。名古屋のおもてなし武将隊第2弾と思っていいんですかね?ってか私の中での位置はおもてなし武将隊=ご当地ヒーロー=マブヤー なんですが・・・。
はじめは「仙台市役所の社員がボランティアでやってんのかなー」とかかなり勝手に思ってたけど、彼らちゃんとオーディションで合格した精鋭ですってね!殺陣や歴史の勉強をみっちりした後、この夏発足したそうです。今年の夏は激暑だったんで大変だったろうなーとか漆黒の政宗さん(写真真ん中)なんて顔の4分の一しか出てないから蒸れるだろうなーとかいらんことばっかり考えてしまう・・・。そして、さすが小十郎さん、真面目に台本チェックしていらっしゃる(笑)(写真右端)
IMG_0596.JPG 長~いカメラ構えてたらナイスショットが撮れたww
普通の政宗さんと漆黒の政宗さんのシンクロ(笑)この伊達武将隊、ものすごーく多方面で精力的に活動してて、テレビでも何回か見かけましたよ。仙台駅には伊達武将CAFEなるものもあって、たまに武将隊が現れるらしい。武将隊と行く松島ツアーなんて企画もあったなぁ。マブヤーと行く久米島ツアーみたいなもんかー、ってなんでもかんでもマブヤーとつなげちゃイカンね。しかしこの松島ツアー、政宗さんとティータイムとか政宗さんとクルージングとか・・・・なにか、こう、追っかけの大きいお姉さん達が狂喜乱舞しそうな企画ですねぇ(汗)あと伊達武将隊HPのブログの更新頻度がすごいです・・・・見習わなければ(笑)また近いうち仙台には行くことになりそうな感じなんで、そん時は彼らをどこかで見かけるかも。
福岡もこういう集団作りませんか?黒田とか、クロダとか、KURODAとか・・・・。あ、でも福岡観光地ないもんね・・・・・しかも観光客っていっても日本人じゃないしなぁ(死)。いやぁ、しかし、ご当地ヒーローやらゆるキャラやら、最近熱いネ!面白くて良いけど数年後どうなってるか心配だー。ひこにゃんとかマブヤーは市民権得てるから大丈夫とは思うけど。
 
 で、相変わらず政宗像の周りは観光客でにぎわってました。ってか、城跡でこんなに集客できるのってここぐらいじゃないか・・・?そしてあいかわらずここの土産物屋も政宗まみれでしたwなにげに政宗さん、死後もっとも稼いだ有名人のひとりとかになれるのでは?(笑)

 そんなこんなで帰りの飛行機の時間も迫ってきたので、最後の晩餐ならぬ最後の牛タンを食しに初日と同じ
DSC05379.JPG利休に行ったぞー。今回は牛タンシチューだZE☆トロトロまではいかないけど、スプーンですっと切れるほどの柔らかさ!なにげに初牛タンシチューだったけど、美味かったです。美味かったんだけど、やっぱ牛タンは焼いて麦飯とかきこむのがベターだよなー。なにはともあれまた食べに来たいな利休さん。

 3泊4日の東北オタク旅行でしたが、心配していた台風もそれて(上杉神社でお参りしたおかげですよー)無事帰り着くことが出来ました。レンタカーが旧型マーチってのは計算外だったがな(怒)。旅番組で見ていつか行ってみたいと思ってた銀山温泉がわりと行きやすかったり、死ぬ前に一度は見てみたいダースベイダー鎧を運良く見れたり、意外と人生とんとん上手くいくもんだなーとか思ったり(笑)未知の世界と思ってた東北が案外居心地よかったり、むしろおとなりの四国のほうがいまだに未知の領域です・・・。
走りに走った4日間、今シーズンは里芋はもう見たくないわぁ。でもって、案の定、家に帰り着くと早速いそいそBASARAはじめた、これぞ政宗マジックww素直に驚きと感動の4日間と言いたくても言えないいろんな意味でカオスで楽しい伊達と芋煮の旅でした。おしまい。さー次は鎌倉旅行記書くどー!
 部屋の大掃除してたら本棚の奥から風と木の詩が出てきて読み漁ってたらAM2:00だった。
何回読んでも面白いし泣けるなぁ~・・・・ってかこれアニメ化してたとは、スキャンダラスな!

IMG_0593.JPG 松島で遊んだ3日目のお宿は「不忘閣」さまでーす。このお宿、歴史はしこたま古いです、外観廃校みたいだけど(笑)古くは伊達藩の別荘で、その後もたくさんの文人が滞在したという古い物件好きにとっては垂涎の宿なんですな。私がここを知ったのは10数年前になんかの旅番組で「政宗が入った風呂がそのままある」とかなんとかで紹介されてて、なんとなーくへぇーそんな宿があるんだー凄いなー、くらいにしか思ってなかったのが、今になって掘り起こされた次第であります。今はあちこち改装されたり新しくお風呂が出来てたりしてるみたいでしたー。
宿は中庭を囲んで本館、別館、離れの不忘庵、昔の湯治客用の施設となってて、実はこの不忘庵が訳アリ物件だったりする(笑)私達は事前に調べておいたからよかったけど、この離れ、山の上にあるんでそれまで地獄の100段階段を登らねば辿りつかないという、離れとは名ばかりのお部屋なんですねーこれが。まぁ、眺めはいいらしいけど(フォローにならないよ!)
IMG_0549.JPG 若いんだから100段階段部屋のほう泊まれよ、とか言われそうだけど、温泉巡りしたかったから別館の新しいお部屋に泊まったっぞ!部屋からは中庭の青根御殿が見えてなんとも贅沢な気持ちになれますわー、あ、青根御殿については後ほど説明するっす。伊達藩の別荘ってことで、部屋になぜか横光版「漫画・伊達政宗」が置いてあったり、フロントに小十郎さん小説が置いてあったりと凄絶に伊達氏プッシュしてあった(笑)ちなみにお部屋はすっごい広くて軽く4,5人は泊まれそう。新築ってことでトイレもキレイだったし。¥1,000の差だったら絶対こっち泊まったほうが良いと思う。(話によると、100段階段部屋のトイレは和式があったりするらしい・・・)翌日の話だけど、青根御殿を案内してくれた宿のおばちゃんに「どちらのお部屋に泊まってるの?」と聞かれたんで「別館の方です」って言ったら「あっ、そうか~歴女か~」って言われたんですが・・・・。何故?歴女の皆さんは別館しか泊まらないんですか・・・・??100段階段部屋は泊まらないんですか・・・・??っていうか心外だわ!私は古い物件好きなちょっとオタクな沖縄病患者です!!って言えば良かった。
 さて、お風呂にします?お食事にします?それとも・・・・政宗さんにします?(阿呆)ってな順番でまずはお風呂の御紹介から。
IMG_0518.JPGこのお宿自体が資料館みたいなもんなんですが、お風呂も素晴らしかった!ってかなにげに私今まで行った温泉の中で一番じゃなかろうかってぐらいに風情、というか歴史の重みを感じた!お風呂は貸切の蔵湯(右画像)と大浴場の大湯、新湯などなどいろいろありましたー。湯巡り楽しい!そして、なにがすごいって、風呂釜の部分はざっと500年前から変わらんという!んで、その中には伊達一門の人たちが入った風呂とか政宗さんが入った風呂がそのまま今も使われてるんですね。
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どのお風呂もほんとに素敵だったけど、個人的に気に入ったのが貸切の蔵湯。最近新しく作ったお風呂らしいけど、その名の通り、伊達さんちの蔵を改造して中に総ひのき風呂を置いたというなんとも贅沢なお風呂です。貸切だけど、湯船は軽く5人は入れるくらい広々してるし、蔵の中なんですっごく天井高くて静かでイイ!泉質もなかなかよかったんでひたすら風呂の真ん中にぷかぷか浮いてましたwやっぱ岩風呂よりひのき風呂が好きだなぁ~。


DSC05374.JPGで、これが大湯。写真じゃわかりにくいけど、ここかなり大きい!古くは伊達家の人達、その後は湯治客がみんなでわいわい入ってたお風呂だそう。確かにつめて入れば1クラスくらい入りそうだ・・・。面白いことに、蔵湯も大湯も脱衣場と風呂場が一体構造になってて、風呂釜の横の広いスペースで脱いでそのまま入るってかんじは初めてだったなぁー。たしかシャワーとかもなかったわ。いや、それでこその歴史ある湯治場ですな!この大湯も広いうえに天井も高いんで流れ出る温泉の音を聞きながらまったーり出来てイイです。湯治しながら当時に思いをはせたり・・・・(くだらない(死))

IMG_0547.JPGで、これが新湯。その他与謝野さんとか芥川さんとか名だたる文人墨客の皆さんが入ったとか。そんな由緒正しいお風呂にわたくしも僭越ながら入らせて頂きましたwwというかね、この新湯、夜はもんのすごい真っ暗で女1人で入るのは結構勇気いるよ(死)しかもこの風呂、建物の中でも離れの方にあって、その先行き止まりで夜の廃校みたいな風情なんで恐ろしかった・・・・(涙)朝入った時は、木漏れ日で湯船がキラキラしててすごいよかったけど。
湯船は小さめで、2人入ったらいっぱいいっぱいかなー。まぁ他人だったら2人で入ったら気まずい距離かも。風呂釜はさすがに古い!
 どのお風呂も五感で楽しめる素敵風呂だったけど、私が特にイイと思ったのが、風呂のライトアップの仕方なんですな。最小限の照明と間接照明を使って雰囲気を出しながら主役の風呂釜を美しく照らして自然光も上手く取り入れてあって、ここのお宿は本当にお風呂を大事にしてるんだなぁとしみじみ感じた。蔵湯とかある種の舞台みたいだったもん!お風呂なのに「荘厳」という言葉がぴったりだった!一眼持ってあちこちの風呂誰も入ってないの見計らって写真撮りまくってた気持ち悪い2人組でしたー。(写真撮るために貸切りプレート立ててすいません・・・)談話室のある湯治棟には風呂上りのマッサージイスが置いてある小さな部屋もありました。なんか、おばあちゃんちの縁側の風情だった(笑)館内にあるものはどれもアンティーク、というか東北地方の古い民芸品とかで雰囲気あってよかですたいv談話室ではなにげに伊達さんグッズをプッシュしてあった(笑)あ!あと談話室には田楽とか焼酎が置いてあるんで勝手に飲み食いできる!(してないけど)談話室の前は中庭になってて、夜になると青根御殿もライトアップされてなかなか素敵でしたー。

お次は料理!普段は食事処があって個室で頂くらしいけど人数の関係でお部屋食になりましたよー。
先に言っとくけど、ここでもやはり芋のヤツが出たよ・・・。しかも今度は仙台式・・・(笑)仙台式は煮物風というか豚汁風だったけど、それよりなにより3日連続で芋煮食べたら流石に飽きるってもんよ・・・・(死)
IMG_0539.JPGメニューは結構豪華だったな。仙台寄りなんで海の幸も新鮮豊富で美味しかったし、味付けがどれも優しくて口にあったわー。そして、素晴らしいです!お椀のふたには伊達家の家紋が!さすが!戦〇魂とかで売ってるもんとは違う、モノホンだよ!(落ち着け)中身は温麺だったかな。そうめんと思ってずるずる食べて後で気付いたけど。メインは「政宗鍋」という松茸と牛肉の鍋だったけど、季節によって政宗鍋の中身は変わるみたい。政宗さんがここ不忘閣の裏山でキジを狩って鍋にしたって話らしい。
翌日の朝食もかなり美味しかった!特につみれ汁が美味かった!朝はさすがに芋煮は出なかったけどナ!(笑)
IMG_0585.JPG 朝食の後は、希望者は宿の人が館内と青根御殿を案内してくれます。ここ泊まったらこれは絶対参加するべきですよ!
昔使われてた湯治客の宿泊棟から渡り廊下を渡って御殿に行くけど、途中途中で裏話を聞かせてくれたりして面白い。この青根御殿自体は昔政宗さんがここに湯治に来た時の別荘として使ってた建物なんですね。残念ながら1回燃えて現在のは立て直したものらしいけど。
2階建ての内部は部屋を囲んで廊下があるつくりでところせましと恐らくお宝であろうものが並んでてすごい!というより、置く場所に困ってとりあえず寄せて並べた感が・・・・(汗)しかもそれも一部で、蔵の中にはもっとたくさんお宝が眠ってるとか。
貴重な資料とかほいほいそこらへんに置いてあって触らせてくれたりして、ここ、下手に博物館行くよりよっぽどすごいと思う・・・。政宗さんの直筆掛け軸が普通に壁に掛けてあったり・・・・(汗)。
あと、政宗ダディの鎧兜も展示してありますよ~。(下写真奥)IMG_0565.JPG


ダディの鎧すっごいオサレだった!(笑)色使いも柄もモダンでキレイ!政宗さんのセンスのよさってダディゆずりなんだろうなぁ、とか思った。松島の歴史館と部屋においてあった横光伊達政宗読んでダディについても色々わかったけど、こういう言い方変なんですが、しっかりしたお父さんだったんだなー(笑)と。亡くなり方もドラマティック(涙)その時丁度政宗さんは狩りに夢中だったというのがまた涙(笑)BASARA小説では政宗さんがダディごと敵を射抜いたことになってたけど。まぁ、そっちの方が美談だよな・・・。
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高台の上にあって、さらに2階建てなんで見晴らしはすごくいい!政宗さんは青根御殿の2階の北側の部屋に滞在してたとか。で、もしもの時は仙台の青葉城からのろしが上がってそれが窓から見えたそうです。確かに、太平洋も見えそうなくらい高い場所だったな。きっとここから見る景色ってその頃から変わってないんだろうな~。仙台って空気が澄んでるから夕焼けとかキレイそうやー。400年って長いようで短い!1人の人間の寿命4回分!(笑)その400年でいろいろ進化したよなー、しみじみ。

IMG_0555.JPG欄間も伊達家の家紋!この家紋使用していいのは松島の瑞巌寺とここ不忘閣さんだけとか。竹に雀彫るの大変だったろうなぁ。

 ちなみに、この不忘閣さんの名前の由来ですが、昔政宗さんがここに滞在したときにいたく感動して「不忘」と名づけたのが由来だとか。確かに、私にとっても不忘な宿でしたわ。まるで博物館に泊まってるように歴史にどっぷり浸かって温泉でまったりして、それで¥15,900とは安い!安すぎるYO!また行きたいよ~。人には教えたくない穴場宿でしたvいや、ホント良いお宿だったわいvvソフト面は微妙だったけど(笑)
 三国無双6に印南さん、もとい黒田さん、もといディ〇ニーに出てくる老犬っぽいキャラが居る件。

 ・・・・・・・畜生、ド真ん中なんだYOー!くそぅ、戦国買うから三国は遠慮しとこうと思ったのに!
とりあえず発売日が延びに延びますよ~に。

DSC05306.JPGいきなりこんな写真で失礼します。衝撃的だったんで。何が衝撃って、この人形のデカさが(死)
 東北旅行2日目は、昨年は大河の舞台っちゅうことで大賑わいだったらしい米沢市に行きましたー。銀山温泉からは丁度山形県を縦断するかたちで約2時間ほど。しかし、走りながら感じたけど、やっぱり東北ってひらけてて広いなーと。道も広いし。九州とは風景も空気も違うっ!この時9月だったのにもう稲刈り終ってるし!
んで、米沢到着後は観光地が集まる上杉神社周辺で遊んだぞ。この愛がデカすぎて重い人形(笑)は翌日のイベント用に作られて、広場に飾られていたもよう。米沢市民の皆さんの思いが強すぎてこのサイズになったか・・・・。夜見に来たら雨に備えてビニールでぐるぐる巻きにされてた愛の戦士(笑)
 米沢、こう言っては失礼だとは思うんですが、かなり田舎なので人でにぎわうのは上杉神社周辺ぐらいかと。いわゆる歴史好きの人たちは林泉寺とか堂森あたりまで足を伸ばすようですが。
今回はあんまりゆっくりまわる時間もなかったんで、上杉伯爵邸→上杉神社→稽照殿→伝国の社→林泉寺 ってなかんじで周らせていただきました。そういえば、自分が米沢の存在を知ったのって、はるか昔ネットでたまたま「荒ぶる髭面コンテスト」というかなりスキャンダラスなコンテストをホームページでやってるとこ見て「なんだコレ!どこだこんな変なことやってるのは!」ってビックリして検索したところ、それが上杉祭りのサイトだったという。あのコンテスト募集HP面白すぎたww確か優勝者と入賞者がその年の上杉祭りで武将役を演じるとかだったなー。あ、今年もちゃんとあったみたいですね、髭コン。
IMG_0447.JPG最初にお邪魔した上杉伯爵邸は言うなれば柳川の御花的観光スポット。歴史的建造物のなかでお食事もいただける、という1度で2度おいしい場所です。ちょっと奮発して雪の膳という御膳料理を食べたぞ。米沢の伝統料理が凝縮されたメニューでしたが、またしても写真、ピントが漬物に合ってる(死)うこぎご飯とか塩引寿司とか食べたことないものばっかり。そしてここでも「芋煮」さんが登場した・・・・。
ひとえに芋煮といっても東北の場所場所で調理方法や入れる具材は変わるそうです。知れば知るほど奥が深い「芋煮」。ってか私、里芋苦手なんだなコレ(笑)でもこの旅でさんざん食って少しは好きになった、ような気がしただけwwwやっぱ芋はじゃがいもだね。
DSC05323.JPG これは夜散歩に来た時の上杉神社の写真。昼間は翌日からの祭り用のテキ屋が準備しててお祭ムードでしたよ。参加はしなかったけど、翌日のお祭っていうのが、「兼続どん丼祭り」(汗)同時開催で「米沢ぎゅう牛祭り」も開催されます(汗々)なんかいろいろ突っ込みたいネーミングだけど、要は、高級米沢牛を安い値段で市民・観光客に振舞うという素敵イベントです。あくまでもタダじゃないよ!丼メニューも「花の慶次丼」やら「兼続牛丼」やらどんだけのっかってんだ!?ってな面白い内容だった・・・・。でもきっとどれも美味いんだろうなぁ、米沢牛なだけに。
旅の安全と台風直撃回避のお祈りをして敷地内にある稽照殿に向かいました。ここ、上杉家の宝物殿ってことでアノ有名な愛の兜が展示してあります。米沢に来たらここははずせないでしょっ!あの伝説の(笑)愛兜拝んできましたゼ!もちろん撮影は禁止だけど。いやぁ、実物は色んな意味ですごかった(笑)ほんとに「愛」だった(そりゃそうだ)。これかぶってた本人としてはきっと「上司が毘沙門天の毘だから自分は愛染明王の愛にしようっと。」ってかんじなんだったんだろうけど(独断と偏見です)後世の人々がまんまと「愛に生きた人だ!」「義の忠臣だ!」とか祭り上げちゃったな~。実際の所どういう意味だったかは本人のみぞ知る。
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愛兜意外にも謙信さんの身の回り品とか景勝さんにちなんだものも多数展示されてて、愛よりそっち重要じゃね?ってなものもいっぱいあったなー。400年前のものがこんなにいっぱい残っててすごい、というよりは最近はたかが400年前、って考えるようになったな、歴史的建造物を周るようになってからは。
上杉神社の横に上杉城史苑という観光客向けの施設もあってここで食事したりお土産物買ったり出来ます。まぁ、わかっちゃいたけど歴女向けのグッズが溢れてた・・・・。個人的には歴女って言われるよりはオタクって言われたほうが数倍マシなんですが自分。歴女というほど歴史オタでもないしただのかじりもんなんで。
東北土産も実に充実してて試食もいろいろ出来て、しかも施設自体が新しくて綺麗でなかなか良い場所でしたよ。蔵王のクリームチーズ試食しまくったあげく何も買わなかった、ごめんなさい・・・。だってこの日買っても腐っちゃうし・・・。ここで買った米沢牛ビーフジャーキーは高いお値段でチマっとしか入ってなかったけど、かなりのお味でした。ビーフジャーキー大好き。私的NO.1は千成屋のビーフジャーキー。
その後はいそいそと林泉寺に向かいましたー。悲しいかな米沢、どこも観光施設が閉まるの早いッ!(涙)だいたい17時には閉まります・・・。しかも雪の多い地域なので冬場は開館すらしないとこがあるという・・・。なんたるカルチャーショック。
林泉寺は上杉家のお墓と愛の戦士とその奥さんのお墓があるので結構有名ですよね。かなーり由緒あるお寺です。お寺の方に長々と由来うんぬん説明していただいたけど、もうほとんど忘れちゃった☆ここのお庭は米沢三名園の1つらしいんですが、京都の名園を見まくってきた者の意見としては、う~ん・・・ノーコメント!庭というより緑地公園の池、ってかんじだった・・・・。辛口でごめんなさい。

そうこうしているうちに夕方5時になってほとんどのお店は閉まっちゃいました・・・・。カラスが鳴くからか~えろ、ってかんじ・・・。そしてさすが東北、暗くなると急激に冷え込む!
行くとこないんでとりあえずホテルにチェックインして、夕飯の時間まで米沢の繁華街をぶらぶらしましたー。
繁華街といっても、うん、まぁ、お店はいろいろあったよ、はは・・・・。
DSC05310.JPG そしてここにも、戦国ブームにのっかった店が!店というかショッピングセンターの空きテナントを一時的に使ってるだけだそうですが。その名も「戦国の杜」。これ、黒王に乗ってるケンシロウじゃないよ!松風号に乗ってる慶次さんだよ!しかも実寸大。かなりでかいっす。別にここ、花慶オンリーでイベントやってるってわけじゃないけどかなり花慶強烈プッシュでしたよ。
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館内にあった米沢的自販機。・・・頑張ったね・・・。でも中身はふつうの缶ジュース。そうそう、米沢のゆるキャラかねたん、町中に溢れてましたわー。しかーし!私的にはかねたんはゆるキャラじゃなくてマスコットキャラ止まりだと思う!ひこにゃんに対して犬設定で、名前に「~たん」をつけるあたり可愛さの押し売り感ありまくりなんだ!あと、ゆるキャラのくせにデザインがゴテゴテしすぎ。とりあえず、~たんはヤメロ、~たんは(笑)
館内には上杉家の歴史パネル展示とか鎧兜のペーパークラフトが展示してあったり武将なりきりムービー(!?)などぬる~い展示内容ですた。なりきりはスルーしたけどなw館内の4分の1のスペース使った土産物屋さんはなかなか充実してたかな。まぁ興味のある人限定でしょうが(笑)光る家紋マウスが非常に欲しかですたい。クリスマスにおねだりしてみようかなー・・・。
DSC05329.JPG そしてお待ちかねの夕食は米沢牛の焼肉だよ!ステーキは高すぎるぜよ!なので妥協して焼肉。伊勢に行った時もそうだったな、松阪牛ステーキは高いんで焼肉食ったなー。でも、地元の人いわく、米沢牛はすき焼きで食べるのが一番だそうな。
 悩みに悩んで「金剛閣」さんに御邪魔しましたが、ここビンゴだった。個室じゃないけどお店きれいだし(ホテルみたいだった!)種類豊富だしお値段もそこまで高くないし。2人で食べて飲んで¥10,000しなかったかなー。右画像は米沢牛トロ寿司。いい肉は刺身でも極上だぜ、ヒヒッvv生肉なのに歯が要らない!サシのわりにあっさりしてるのに驚きました。焼肉のほうも文句なしに美味かった!やっぱいい肉は焼いてるときのにおいが違うね~。そして、いい肉はちょっとで満腹になる(笑)また来るかわからないけど、次米沢来る時はステーキで食したいぜ米沢牛。にしてもステーキって高いよね~、松阪牛200gで温泉宿1泊出来るもんなー。それだけ大事に育てられたモーモーちゃんを頂くってことですよね。
 そして、ホテルへの帰り道立ち寄ったスーパーでさらなる芋煮ショックに襲われた(笑)たくさんの買い物カートとそれに乗せられた年期の入った鍋とござ・・・・。どうやら芋煮パーリィ用の貸し出しセットらしい。軽く何コレ珍百景だったけど、これって東北じゃ当たり前の光景だろうから怒られるよね・・・。沖縄のスーパーで夏にビーチパーリィセットが売り出されてるの見たときと同じカルチャーショックを受けました(笑)売られてる食材も芋煮パーリィ用なのか、里芋とか玉こんにゃくがプッシュされてたなー。あからさまな文化の違いを感じショックをうける、旅の醍醐味ですな!そして異文化を直に感じるならスーパーに行くのが鉄則!そういや京都でいつも食べてたディーン&デルーカが実は関東・東海・関西でしか売ってないと分かったときも相当ショックだった・・・・。九州をナメんな!せめて福岡では売ってくれー(こらー!)

 昨日、一昨日と忘年会で食いまくりデーでした。
会社の忘年会はともかく、仲間内で年に1回でも集まってギャーギャーするんは楽しかですたい。
そして一番盛り上がったネタはAB蔵ネタでした(笑)あとザンパンマン・・・・(笑)

年が変わるまでにはアップせねば、と思ってた9月の東北旅行。いろいろ整理してたらこんな時期になってしもた。時が経つのはほんに早うござんすなー。

とりあえず、この旅のおおまかな流れは 仙台→銀山温泉→米沢→仙台 って感じで宮城と山形をグルっと周ってきましたー。直前に台風がきてて戦々恐々としてたけど、直撃は逃れてよかったぜよ。
そもそも、なんでいきなり東北かって、まぁ1年前から計画はしてたんだけど、別に政宗氏フリークってわけでもなかったのにきっかけがイマイチわからん。どっちかっつーと愛の戦士好きーだったんでそれかなー・・。
DSC05294.JPG 仙台空港に降り立って、レンタカー借りて早速腹ごなしに牛タン食いに行きましたぞ。ちなみに今回の旅は牛タンに始まり牛タンに終った(笑)
前回仙台行った時に連れて行ってもらった利休が感動的に美味かったんで今回も利休に行ってみた!やっぱり美味かったー!付け合せに生野菜じゃなくて漬物がつくことが最初は不思議だったけど、これって漬物だからこそベストマッチなんだよなー。きっと千切りキャベツもキュウリの輪切りも合わない。セットで出てくるテールスープもネギたっぷりでほんとに美味い。まさに黄金三角比!This is 仙台!
 腹ごなしの後は一路高速に乗って山形県の銀山温泉に向かいましたー。何の嫌がらせか借りた車が旧型マーチだったんで相当走り悪くてキレまくってました(笑)やっぱ安い価格の裏には落とし穴アリなのね・・・。

IMG_0385.JPG 古川ICで高速を降りて山道を走ること1時間弱、山形県に入ってすぐに銀山温泉に着きます。もっと山奥のどうしようもないとこにあるのかと思ってたけど、わりとすぐ着いたかんじ。福岡から黒川温泉に行く距離と近いかな。
銀山温泉、千と千尋のモデルになったことで有名な能登屋を見て一目惚れしたのがきっかけだったんですが、この時能登屋さんが改装のため来年まで休業だった(涙)。でも能登屋さんだけじゃなくて温泉街の宿はどこもめちゃくちゃレトロで素敵!街全体の調和がとれててこれはまさにノスタルジーですな!
IMG_0267.JPG街の規模は小さくて黒川の3分の一程。真ん中に川が流れててその両端に宿屋が並んでいるって風景は温泉街独特な風景ですね~。黒川はわりと古民家的な作りが多いのに対してこちらは明治とか大正のかほり。宿の合間合間に小さいお土産物屋さんとかオサレカフェもあって歩いてるだけでわくわくする!あ、でもここで、クチコミで美味いと有名なとある店のカレーパン買ってみたけど、ごめん、全然美味くねぇYO!これならうちの近くのパン屋のカレーパンの方が5倍うめぇ!と突っ込んだ。どんなに雰囲気が良くても味まではごまかしきれなかったようだ・・・・(笑)
 街を抜けるとその先は山の中に入る遊歩道があって散策によかったです。滝があったり赤い欄干の橋があったり神社があったり、もっと奥に行くと昔の坑道跡も残っているとのこと。
IMG_0431.JPG
で、今回お世話になったお宿「古山閣」さん。温泉街に入ってすぐにある背の高い素敵な建物でした。 
何が素敵って、壁の鏝絵がカラフルでかわいい!
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四季にちなんだ鏝絵が色鮮やかに描かれてて宿自体が昔話に出てくる建物みたいになってる!古山閣だけでなく温泉街の宿はどこも屋号だったり宿の紋章(?)だったりを鏝絵で描いてるんですね。それも銀山ならではというか。その中でも古山閣さんの鏝絵が素晴らしかったんで道行く旅行客が宿の写真撮りまくってた。泊まってる自分としては小さな優越感(笑)
外観だけでなく内部ももちろんノッスタッルジィ~というかレトロ時々カオス(笑)
IMG_0353.JPG弁柄色の壁が可愛らしくもあり落ち着いた感じを造り出してくれます。赤系って興奮作用があるけど弁柄に関してはなぜか落ち着くなー。不思議ー。
ちなみに左はフロント写真。ここで珈琲飲んだり新聞読んだりと談話室も兼ねてます。が、テーブル横にいきなり大浴場入り口がある。まぁ大浴場は今回は使わなかったけど。
宿の調度品もどれもこだわってあって、特に照明関係はどれも可愛かったー!
IMG_0354.JPGIMG_0371.JPG



















気合入れて結構前に予約入れたんで、お部屋も2階ど真ん中の街側というベストビューで取れましたぞv銀山温泉は夜景が美しいことでも評判なんでそれは外したくなかったんだよナ!っていうか古山閣さん、街の中心からは離れてたんで街側の部屋でも夜景はそんなに見えんかった(汗)
IMG_0435.JPG お部屋もノスタルズィ~。弁柄色の壁と木のぬくもりで落ち着くー。窓を開けると川の流れと、鏝絵を必死に写真撮りまくる観光客の皆さんと目が合って気まずいです(笑)あ、宿の前には足湯もあったよ。出立する日の朝行ってみたけど、ハンパなく熱かったらしい(友人東MAX談)。
そして温泉宿といえばやっぱり重要な浴場。            
IMG_0368.JPG












大浴場が2つ、貸切風呂が2つと、宿の規模に対してお風呂が充実してたのが良かった。個人的に、温泉っちゅーのは1人でゆーっくり浸かったり風呂釜の縁でゴロゴロするのが好き。泉質は無色透明で硫黄臭が結構あったな。わりとトロってしててなかなか良かったです。貸切風呂の1つは半露天式でもひとつは室内式だったけど、どっちも趣きがあって良かったですよ~。This is 温泉宿。

もひとつ重要な食事。正直言わせてもらうと、あんまり料理に期待はしてなかったんですね。値段もリーズナブルだし立地も山間ということもあって。そいつがどっこい、滅茶苦茶豪華山海の幸万歳(意味不明)って内容でビックリした!
IMG_0306.JPG 夕食は部屋食で、お膳で頂きます。気分は殿様。
内容は全部は忘れたけど、とにかく豪華だった・・・・。前菜に始まり椀物、焼物、汁物どれも味付けも口に合ったなー。これがちょっとびっくり。九州と東北じゃ味付けもかなり違うだろうと思ったけど、どれも優しい味付けで美味い!むしろあたしゃ佐賀の醤油が濃すぎて口に合わんのよね(笑)左写真、一眼始めたばかりで撮ったんで肉を撮ろうとしたのに漬物にピントがあってる・・・・・(死)この尾花沢牛、しゃぶしゃぶで頂いたんですが、柔らかい!いい牛の味がする!私的牛しゃぶのNO.1だった(笑)!
DSC05299.JPGあとはカルチャーショックだったのがあけびの煮物。こっちじゃあけびって中身だけをフルーツ感覚で食べるけど、東北じゃ外身を料理して食べるんですね。この時は中身をくり抜いてそぼろを詰めて煮込んだ調理方法だったけど、ほんのり苦味があってうまいのね、あけびって。
山の温泉宿なので松茸が出たことには驚かなかったけど、フカヒレが出たのには驚いた。しかもデカイ。なんで?(笑)気仙沼近いから?いや、あんま近くはないよな~うーむ。でも、美味かった・・・・(涎)温泉宿泊まってフカヒレ食べたの初めてw
そして、出ました。今回の旅記のお題にもしてる「芋煮」が。この時期、東北といえば「芋煮」。「芋煮」といえば「芋煮パーリィ」ですなww芋煮さんとはこの後毎日のようにお付き合いしましたよ(笑)まぁそれに関しては後ほど。とにもかくにも、目にも口にも素晴らしいお夕食ですた。ゴチになります。
 ちょいと、銀山温泉夜景特集。
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IMG_0288.JPG どこで撮っても絵になる、銀山温泉。暗くなるとガス灯の明かりが点いてノスタルジー度MAX(笑)食後は撮影したり散策したりふらふらしてまわって、オサレカフェでお茶したりすごーく有意義な時間が過ごせましたわvあ、このオサレカフェ、「アイラスゲーナ」さんってお店だけど何故かイタリアンジェラート売ってた。オープンカフェなんで街の夜景見ながら優雅なティータイム。ものごっつオススメです。
言わずもがな、冬、雪の積もった光景は言葉に出来ないほど素敵なんだろうな~。しかしわし寒いの駄目なんじゃー、しかも南の人間なんで車にチェーン着けたことないから危険じゃー。きっと今の時期はもう雪が降ってるんだろうなー。
 黒川温泉と比べてばかりであれだけど、この2つの温泉街の共通点、街全体が協力して1つの雰囲気を造り出してるとこですねー。いや、温泉街ってどこもそうなの?そんなことないよね?少なくとも湯〇院は違うゼ(笑)あと、銀山は建物も歴史あるものなので、それを大切に守ってるっていうのがひしひしと伝わってきます。まぁこの景観あっての銀山温泉なんだけど。明治大正昭和初期に生まれてたわけでもないのに懐かしいと感じさせるこの雰囲気。また来たいなー、そして今度こそ能登屋さんに泊まりたい!いや、古山閣さんも素敵だったよ!もっかいここでもいいな!
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