和参梵。 忍者ブログ
自由人の遊び場。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 以前は、「うわっ!高ッ!!ふざけんな!!ペッ!」 ってかんじだったんですが、
最近ムショーーに「トロールビーズ」が欲しい。あれ、シャレにならんぐらい高いよね・・・。
なんか、海にまつわるチャームもたくさんあるみたいで、それでブレス作ってみたらいいかも、とか思いついて
試しに公式通販サイトでシミュレーションしてみたら、総額¥50,000かかった(汗)
でもさ、ひとつのチャームで¥100,000越えるやつとかあるしな。一粒10万か・・・・・。


IMG_4233.JPG 八重山7日目。竹富島での朝ですが、まぁ特に未練もなかったんで(酷)朝の散歩済ませてからささっと石垣島に帰還しましたー。まぁ、レンタカーのお迎えの時間があったしね。
んで、この日から最終日までは石垣島滞在となります。1泊2日でrent a carしてじっくりと島内を走り回りましたよォ~。しかしあれだな、1人旅で車借りると金かかってしようがないな!
初めての石垣島、自然と鼻息も荒くなりますw(着いた日は市街地しか見てないので)島内の道は広くて走りやすいし途中途中で観光スポットやらお店やらがあるのでとっても楽しいドライブでしたー。
 島を時計と反対周りにぐるっと周っていると、まず最初に玉取崎展望台に着きます。石垣島にはここのほかにも最北端の平久保、東側の御神崎とメジャーな展望台があって、それぞれに特徴があったなー。もちろん見える景色が違うってのはあるけど、雰囲気が違うというか。この玉取崎は言ってみれば「女性的」な岬だとわたしは思った。対して御神崎はとっても「男性的」。玉取崎は展望台の周辺に一年を通してハイビスカスなどの花が咲いていて、エメラルドの海をバックにこの花を撮るとかなりいい感じです(笑)観光客らしきヤングカッポーが「逆光で上手く撮れない!」とかでなにやら険悪な雰囲気になってたんで老婆心が騒いで(笑)ばっちり写真を撮ってあげましただ。だって、せっかくこんなキレイなとこ来て証拠なかったらもったいないよね!

IMG_4262.JPG玉取崎からさらに北上して、石垣島の最北端を目指します。けっこう距離あって、1時間くらいかかったかな。
 本島の最北端は去年の末に行ったけど、あんな断崖絶壁の荒波打ち寄せるかんじではなく、ハッと吸い込まれそうな景色に圧倒されます。インリーフとアウトリーフの色の違いがすごい~。まさに青海原。くじらが潮吹いてそうw飛行機で石垣島の上空に差し掛かったときに、あまりの海の美しさに息を呑んだことを思い出すなぁ。島全体が珊瑚礁に囲まれていてホント凄かった。あの景色を見た時に、第2次沖縄病(八重山病)にかかったのは間違いない(笑)

IMG_4303.JPG 石垣島の北側をドライブしていると、こういう景色がよくあります。浜に下りていく道も絶対あるんで、気になったらちょろっと路駐して自分だけのお気に入りビーチを探したり出来る。島なんで路駐してもだれもなにも言わないよー。気をつけるのは、たった5分停めてるだけでも車内がサウナになってることぐらいw
この、名も無い砂浜はかなり遠浅だったので泳ぐには適さないだろうけど、カニとか水棲動物はなんやらかんやらいたんでそれを探すのが面白かった。プライベートビーチといえば聞こえは良いですが、要するに誰も居ない、助けは来ない、こういうとこで遊ぶときは全て自己責任になるので、みなさん、そこんとこは気をつけましょう。特に生き物の知識無しに海辺で遊ぶのはかなり危険だよー。下手したら、死にます(笑)

IMG_4314.JPG 平久保から米原に向かって走ってたら、途中になにやら気になるスポットを見つけました。「日本唯一海に抜ける鍾乳洞」(だったかな)。石垣島には、市街地近くに有名な鍾乳洞があるのは知ってたけど、ここは知らん!なんか気になる!と思って立ち寄ってみました~。(好奇心のカタマリですw)正式には「伊原間サビチ洞」という鍾乳洞らしい。駐車場から熱帯植物が茂る森を抜けて行くと、ぽっかりと洞窟の入り口が現れます。入場券は手前の店で売ってるのでそこで購入。看板犬だろうか、マルチーズが尻尾振りながら寄って来て愛想ふりまく姿がかわいいかわいいvvちなみにこの子帰りもお見送りしてくれたw
 いざ、洞窟探険へ!と意気込んだけど、この日は盆休み明けの一般的に言えば平日、マイナーな観光地、ってことで、客わし1人だった・・・・。マイナーってことで、本島の玉泉洞みたくライトアップが丁寧にしているわけでも足場が整っているわけでも頭上からの水垂れ防御もあるわけでもなく、そんなところにひとり、過酷でした(笑)でもなぜか洞窟内でBGMなのだろうか大音量で「ハイサイおじさん」がエンドレスでかかってるのは何とかして欲しかった(汗)無音も嫌だがなぜにハイサイおじさん・・・・??
IMG_4345.JPG 鍾乳洞の規模としては小さいので、普通に歩いて10分そこらで外に抜けました。なんか、途中にいろんな鍾乳石とか骨壷とか泡盛の瓶とかあったけど、ハイサイおじさんのせいでゆっくり鑑賞する気になれなかったw
鍾乳洞の出口にある大きな岩のアーチをくぐると、海に面した散策路になっていて、こんな風な石の階段をのぼって海の方へ行けるようになってます。なんか、ジブリに出てくるような景色w

IMG_4353.JPG









 爬虫類ダメな人、いきなり画像投下してメンゴ。レインボー柄が目を引く、イシガキトカゲ君です。はじめ石垣島で発見した時は「なんだこのサイケな野郎はァ!!」とびっくらしたものですが、八重山だったらどこでもみかけることが出来ます。道端の草むらとか塀の隅っことか。この散策路でもたくさん、というか1歩足を踏み出すたんびチョロチョロと足元を横切っていくくらいいっぱい居た。うーーーん、ほんとに見事に青→黄緑→オレンジの色相になってる。すごい。

IMG_4368.JPG さらにずんずん歩くと砂浜に抜けます。丁度干潮時だったんで浜にも下りて行けたな。
暗い洞窟から抜け出てこの景色が目の前に拡がったらそりゃ感動するわ~。この海だからこそ。いくら海に抜ける洞窟っていっても抜けた先が日〇海みたいに暗くて波打つ海だったら、・・・ハァ・・、ってなるよね!(笑)
もう一箇所の石垣島鍾乳洞がどういうとこなのかわかんないけど、この感動が味わえるのはこのサビチ洞だけだと思うので、是非みなさんに来てもらいたいですねぇ~。特に、人生に行き詰っていたり悩みを抱えている方、「夜は必ず明ける」だったり「止まない雨はない」的な体験が出来ますよ!「暗い洞窟の先はパラダイス」!ww
ちなみに、この鍾乳洞、帰りも来た道を戻るようになってるんで、またハイサイおじさんに洗脳されるハメになった・・・。おばちゃん、BGM変えようよ・・・。
 そういや、ドライブ中に冷やし物(沖縄では冷たいドリンクとかアイスのこと)買おうと立ち寄った商店で、たまたま今ドラゴンフルーツ採ってきたからといって試食させてもらったんですが、ドラゴンフルーツなのに、美味かった!!(笑)美味しいドラゴンフルーツなんて初めて食べたよ!!w完熟だったのか、ちゃんとフルーツの甘みがある!知り合いもそうだったけど、初めてドラゴンフルーツ食べる人ってみんな一様に「ん?」って顔するよねw誰一人として「おいしい!」って言わない。かわいそうな果物です・・。でもここで食べたやつは「あ!美味しい!」ってなった。多分これまでのまずいドラゴンフルーツの反動もあったんでしょうが。買って帰りたかったけどダンボール売りしかしてなかったんだよなー。そんなに要らんわ~。

IMG_4398.JPG 米原エリアには米子焼工房やスノーケルのメッカ(ほんとは遊泳禁止エリアw)の米原海岸、そしてヤエヤマヤシ群落といった観光スポットがあります。あんまり時間もなかったんでとりあえずヤシを見に行ってみよう!他はまた明日ね!くどいようですが、このヤエヤマヤシ群落駐車場横にある土産物屋の雪花氷は絶品です。(先日のブログに書いた)ヤシなんざ興味ねぇ、って人も、これ食べにここに来る価値はあるよ!(笑)
んで、なんでわざわざヤシ?ヤシなんて沖縄だったらどこでもあるじゃん、と思われる方の方が多いかもしれませんね。ここのヤシ「ヤエヤマヤシ」は名前の通り、石垣島と西表島のごく1部にしか自生していないとーーっても貴重なヤシなんです。ついでに国の指定天然記念物。
IMG_4416.JPG






 ここではそのヤエヤマヤシの群落を間近で見学することが出来ますよー。入場料もいらないよ!上の画像のように群落に向かう森の入り口があり、そこから散策路が続きます。南国ならではのサキシマスオウだったりでっかいシダ類だったりジャングル気分も味わえます。ここも、観光客、いなかったなぁ・・。帰り際に1組来たけど。正直、天然記念物と言われても専門家でもないんでヤシ見て「おお・・これはすごい」ってことにはならないけど、貴重な場所なんだなーって空気は漂ってました。

 米原エリアを抜けて西に進むと、あの有名な観光地「川平湾」があります。この日もちょろっと夕方立ち寄ったんですが、詳細は次回載せますw
この日は石垣メジャー岬御三家(笑)を3箇所ともまわったけど、個人的に一番好きだったのが、川平からさらに西、石垣市街地からだと30分ほどで行ける「御神崎」でした。

IMG_4477.JPG 駐車場からけっこうな坂道を登っていくとバン!と拓けた先に見える雄大な景色。深いブルーの海に雲が映っているのがとても印象的だったわー。この岬の先端に立つと、地鳴りというか大気の音がする。風が強い場所なのでブレないように写真撮るのが大変やったわ。写真中央、船が写ってるけど、この船きっと川平沖のマンタスクランブルに向かってるんだろうな。私も最終日ここを通ってマンタを観に行ったから。ガケの上から海を見てたら頻繁に船が北に向かって走っていってた。

IMG_4474.JPGこの御神崎は西側ってこともあって、夕日のスポットとして有名らしいですね。なので、わたしもこの日の夕方、夕日を見ようと再び岬に向かってたけどあいにく天気が崩れ始めたんで断念。今年行けたらまた行きたいなぁ。ここから見る夕日はどんなにきれいだろうか。

 それから市街地に戻る道すがらミンサー織工房に寄っていろいろとインテリアグッズを買い漁って、名蔵アンパルという湿地帯でマングローブ観察して、この日の夕飯用に石垣牛買ってから宿に戻りました~。なんとも充実した1日だったな。やっぱ初めての土地を走るのは最高に楽しい!
 この日から2日間は旧石垣空港近くのリゾートインラッソというホテル、というかリゾートマンションに滞在したけど、ここはヨカッタわ!目の前にスーパーあるし近くにはモスもマックもダイソーもヴィレヴァンもメイクマンもあるし、自転車タダで貸してくれるし。あ、肝心の部屋よねw部屋広くてサイコー(笑)必要なものはす・べ・て揃ってますよ~。食器やら調理器具も揃いが良すぎて感動した。そしてなによりコンロが2口ってのはポイント高いですね!この時は空港近くでチェックアウト後も何かと便利だったけど、空港移転しちゃったからなぁ。でも新空港から市街地に向かう途中のバス停の目の前という立地なのであまり不便さは感じないかもしれませんね。是非またお世話になりたい宿。
 
PR
IMG_3957.JPG 八重山6日目。黒島での朝を迎えました。
この日も朝から快晴、というか、台風シーズンに9日間も滞在して台風に当たらないてのは結構奇跡的なことだよな。この前の年の夏休みに1週間滞在した時も無事に帰ってこれたし。自分の運とやらはこういうところで毎回使い果たしてるような気がせんでもないw

 宿での朝ごはんは、夕飯の時とちがってみんなそれぞれの時間帯で食べて、そのまま船で帰る人は港まで送ってもらったり、朝から泳ぎに行く人達などなど。私は具体的な予定は、この日の夜は竹富島宿泊ってことぐらいしか決めてなかったんで、朝食の後もしばらく島内でダラダラしてました。思った。黒島に1週間いたら、間違いなく社会復帰出来なくなるwwそれぐらいのほほんとした空気の島。
 民家の庭先に野良クジャクが現れても別段不思議に思わなくなったな~wもちろん、近寄ったからバサバサと逃げて行ったけど。
島内一周して宿に帰ったら、昨晩仲良くなったおっちゃんも今から帰るってことだったんで、ついでに私も港まで送ってもらうことにしました。帰りの船に乗る時、オーナーさんと「また来ます!」とガッチリ握手したんですが、すいません、今年は黒島行かないわ・・・早速約束破ってしもたw他の島に行く予定が入ったんで・・・。でも、また絶対来たい!仲本海岸もリベンジしたいし、ウミガメもまたベタベタ触りたいし!

IMG_4146.JPG 再び石垣港に戻り、おっちゃんとさよならして、ブルーシールで一息ついてから今度の目的地は竹富島ですだ!なんだか、離島ターミナルがバスターミナル的感覚だわw竹富島までは高速船で10分、しかも実質2社が30分おきに出港させてるんで、待ち時間なしで気軽に行くことが出来る離島です。正直、こんなに近いとはおもわなんだよまっつ・・・。
竹富島については説明もいりませんね、それだけ有名な島だから。古き良き沖縄の風景を今も守る島、といえばいいのかな。赤い屋根瓦にシーサー、咲き乱れるブーゲンビレア、集落の中を水牛車が通っている光景・・・・そして、めさめさ観光客が多かった・・・(汗)

IMG_4064.JPGそれまで、のんびりほっこりむしろ人よりカラスと牛が多い島で過ごしてたもんだからこの差にはハワワワなった・・・。石垣島から近いってこともあり、本土からの観光客に含めて石垣島からの海水浴客も多かった模様。集落の中とか人だらけアルよ~(死)まぁ、メインストリートをはずれればこんなかんじで静かな通りもあるんですが。同じような建物と景色なんで迷う迷う(笑)あと、竹富島は道に砂を敷いているので、かなり注意して自転車で走らないと砂かんで滑りコケますw観光客が「キャー!」言って滑りコケてる光景を何度見たか・・・。私も1回砂にハマって電信柱に突っ込みそうになった(死)

IMG_4220.JPG 竹富島で面白いなーと思ったのがシーサー。どれも個性的で、かわいいやつがいたり、変顔のやつがいたり、気持ち悪い(笑)やつがいたり、1匹たりとも同じシーサーがいない。そんな竹富シーサー、人気があるんでしょうね、港の土産物屋で色んな種類のミニチュアが売ってたな。あれ、全部そろえたいなぁ・・・シーサーのガチャガチャとかないんかなそういえば。八重山の島々を周って気付いたことだけど、本島のシーサーと違って八重山のシーサーって笑顔のシーサーが多いんですよね。本来、厄払いの意味合いの強いわけで、にらみをきかせてるのが多いはずなんですが、とにかく「アハハ~」「うふふ~」ってなかんじ。これもお島柄のあらわれなんだろうか。見てて幸せな気分にしてくれる。

IMG_1325.JPG集落を散策してると、道の向こうから三線の音と安里屋ユンタが聞こえてきて水牛車が通って行きます。竹富に1泊してる間にこの光景を数十回見た、というか宿でゴロゴロしてても外から唄が聞こえてくるので、いいかげん、安里屋ユンタ歌えるようになったww
ただね、竹富島の風景として定着してるものにもの申すのもなんだけど、ちょっと胸が痛むんだな、水牛が人いっぱい乗せた車をひいている姿。虐待だとかは言わないけど、・・・ちょっと乗せすぎじゃない?あのクソ暑い中、かわいそうアル・・。

IMG_4173.JPG そんなバリバリの観光地竹富島ですが、集落の風景だけでなく、きれいなビーチもちゃんとありまする。海水浴できるのがコンドイビーチで、星の砂がとれることで有名なのがカイジ浜ですね。他にも砂浜は何ヶ所かあるけど、安全に泳げるのはコンドイビーチだけらしい。ってことで早速遊びに行ってみたけど、やっぱここも人がすごかった(死)しかも、島ヤンキーが大音量でレゲェかけて騒いでる始末で、フィンで殴ってやろうかと思った(怒)写真、コンドイビーチなんですが、翌日の早朝に行ったらさすがに人もいなくて、ベタ凪の静かできれいなビーチだった。ここは、オンシーズンに来るべきじゃないな!あと、サンゴとかも期待出来そうにないんで、ただ、浸かるだけのビーチというか。カイジ浜の方は人も少なくてシーグラスが結構取れたんでよかったかな。コンドイビーチはシーグラスすら無かったぞ!

IMG_1329.JPG竹富島ではゲストハウスたけとみさんにお世話になりましたー。見た目は竹富的な外観だけど、1棟ずつ離れになった部屋は広くてきれいで快適空間となっとります。一応キッチン付きだけど、調理器具は皆無と思ってください(笑)折角の竹富だしここは民宿にするべきかと悩んだけど、夕日見に行ったり夜に散策行ったり早朝出かけたりと落ち着きのない自分には制約付きの民宿は厳しいかなーってことで今回はこちらにしました。宿のおばちゃんも面倒見が良くて、自転車タダで貸してくれるし朝ごはんなかなか美味だし、クーラーの効きいいし(これかなり重要)、素敵宿だったな。個人的に、ルームキーのストラップが三線のカラクイになってて、センス良い!と感心した。ああ、カラクイってこういう使い方もあるのねー。私も車のキーに付けようかな。
私は夕飯は持ちこんだパスタと夕方石垣港まで買いに行った刺身とモズクだったんですが、竹富島は離島といってもおそくまで開いてる飲食店が多いので、食べることには困らないと思います。オサレなカフェーとかバーなんてのもあったしな。最近の離島はどこに行ってもオサレなカフェーがありますね!

IMG_4094.JPG夕方、竹富島に宿泊するならば絶対はずせないのが、西桟橋からの夕日です。夏のこの時間は日帰り客はみんな帰ってしまって、島内は宿泊客だけになるのでその人たちの特権ですよー。西桟橋、というだけあって、島の西側にありますwそらそうだ。日没の時間が近づくと、集落から人がわいわい集まってきて思い思いの時間を過ごす、そんな場所。この桟橋も黒島の伊古桟橋と同じく国の文化財となっているけど、伊古桟橋ほど崩落してたり状態が悪くはないです。ちゃんと歩いて先っちょまで行けるよw

IMG_4096.JPG 残念ながら、この日は雲が多くて夕日らしい夕日は拝めなかったけど、パノラマの向こうの雲間から光が差す光景はまた違った感動があった。オレンジや紅い夕日ばかり見てきたけど、ここから見る夕景は黄金色だった。これとか、天岩戸が開いたみたいに見えない?これはこれで、素晴らしい夕景だ。ってか、いつか、雲ひとつなくスコーンと抜けた夕日を見てみたいなー。
夕日見た帰りに、集落の中にあるなごみの塔に登ってみました。なごみの塔とは展望台みたいなもので、竹富島で一番高い建物、ということにはなってます。が、展望台というにはあまりにもおそまつ(すいません)というか、なにこれ、ちょっと背の高い脚立じゃんw的なものです。しかも、階段部分は幅45cm傾斜が60度で一番上の展望部分も人1人立ったらいっぱい、という恐ろしい建造物なんです。なので、子供、お年寄り、高所恐怖症、閉所恐怖症、スカートの女子は登るのは絶対的にヤメることをオススメします(笑)いや、ほんとに。階段登るっていうか、両方の手すりにしがみついてよじ登る感覚だたアルよ(死)降りる時はもっと恐怖w上からの景色はいいけどね(上の、集落の全景写した写真はここで撮ったやつ)。日中はこの塔に登ろうと、すっごい行列が出来てたわー。これ老朽化したら冗談抜きに事故起こりそうで怖い(汗)。

IMG_4121.JPGとっぷりと日が暮れた集落。とっても静かです。昼間の喧騒はうそのように。え、みんなほんとに宿泊してる?ってぐらい静かだったwゆんたくしてる声も聞こえて来なかったしなー。砂の上を歩く自分の足音だけが響く・・・wちょっと面白かったのが、夜に散歩してたら突然島内放送が三線の音色ととも「落し物の案内です。本日〇〇ビーチで〇〇を落とされた方~・・」と始まったのにはビビったw落し物の連絡は島内放送とかww嗚呼、しみじみ、島だなぁ~。


 
IMG_2231.JPG なかばジャケ買いで購入した「海の辞典」。
この本、ってか写真集すっっごいヨカッタ!
手の平サイズの本の中に美麗な写真がたくさん載ってて、それと一緒に海にまつわる言葉や表現、ことわざなんかがそえてあるんですが、著者が沖縄病(笑)なこともあって、目線や感じ方に共感できて面白かった。そういや、三好和義さんも沖縄で写真に目覚めたんじゃなかったっけ。それだけ沖縄というのは被写体が素晴らしいってことなんだなー。
これと一緒に購入した「犬の十戒」読んで号泣した(笑)なんか胸が熱くなって、走って飼い犬を抱きしめにいったwこの本、犬を飼おうと考えてる人はすべからく読むべきだ。ってか、ペットショップで無償で配布するようにしたら良いと思う。

 先週1週間は、わりと人生の重大な出来事が突然起こってアワアワした1週間でげした。覚悟が足りなかったんだろうなぁ。なんとも身の引き締まる思いですだ。明日はみそぎのつもりでアカスリ行って来ようっと。にしても福岡のあかすり、もうちっと安く出来んもんかいね。¥2,000ぐらいなら月1で行けるのになー。
 八重山5日目。今回の旅の折り返し地点です。そして3日間過ごした西表島とさよならする日。
実はこの前日に台湾近海で台風が発生して、うおぉぉい!!ってなってましたが、無事に逸れてくれて、若干波はあったものの船も通常運航してくれました。いやぁ、島にいて台風が発生した、ってニュースが入ると集落じゅうの観光客が騒然となりますからね(笑)しかも台湾近海とかいったらもう八重山からは目と鼻の先。全国の天気予報みたところで、南の果ての島の状況なんてミリ単位も報道してくれません。報道するとしたら「上陸して大きな被害が出た時」か「関東地方に近づいて」はじめて報道するもんな(皮肉)。なので、商店の人が進路状況をプリントアウトして店に張り出してくれたり、スマホ持ってる人が情報提供してくれたり、台風前になると不思議な連帯感が生まれるwあと、米軍予報の方が当たるという・・・w

 この日は朝の1便で石垣島に戻って、その足で次の滞在先の黒島に向かいます。
朝、お見送りをしてくれたUさんご家族との別れはほんまにつらかった(涙)。同じように沖縄を愛して、そんな人たちと過ごせたから短い時間だったけどものすごく充実した西表滞在だった。石垣島に戻る船の中で、これ、ほんと漫画みたいなことなんですが、突然涙出てきて「うわわ!何これ!」ってなったのは自分の一番正直な部分だったんじゃろうなぁ。遠ざかって行く東洋のガラパゴスを見ながら絶対また来てやる!って心に誓った。事実、今回私が見て周ったのなんて島のほんのごく1部分で、この島では無限の発見があります。多分1週間まるまる居ても飽きないと思う。島がどんどん遠くになっていって、気付いたら石垣港に到着してました。いや、西表島デカいから、石垣島からも普通に見えるな・・・(笑)いつでも来れるわww

 んで、気持ち切り替えていざ黒島へ!!黒島行きの便にギリギリすべり込みで乗せてもらって約20分の船旅です。
IMG_1240.JPG 黒島港に着くと、この日1泊お世話になる民宿あーちゃんのオーナーさんが迎えに来てくれてましたー。このオーナーさん、気さくで面白くて、それでいてほどよい距離感を保ってくれる素敵なオーナーさんでした。この民宿が人気あるのもオーナーの人柄だよなぁ。
宿に向かう途中、折角だからといって、島をぐるりとドライブしてくれながら島のお話を色々してくれてたんですが、突然、道路を横切る黒い影が!!
クジャクの親子だったよ!!着いていきなりクジャク見れたよ!!

IMG_3878.JPGこの黒島、実はクジャクがたくさん生息してるんですな。なぜかというと、その昔、八重山のとあるリゾートホテルで飼育されていたクジャクが島から飛び出し、偶然降り立った黒島の環境がクジャク達にあったらしく、そこで繁殖・野生化して今にいたる、ってことらしい。しかしながらこのクジャク、農作物を荒らしたり、八重山の固有種の生物を食べてしまうなど、かなりの悪者というか、害獣ですwなのでここ黒島では駆除の対象になってます。「食べたらいいんじゃないですか?」とオーナーに聞いてみたところ、肉がマズイとかwうーーん、あんまり美味しそうじゃないわなクジャクって・・。島内をサイクリングしてると、画像のように木の下で群れてる姿をよく目にしますよ。なかには幸運の白いクジャクもいるらしいけど、幸運だろうがなんだろうがそこは害獣(笑)本人達も、害獣扱いされてるってことをわかってか、人の気配感じると一斉に逃げ出します。近くで見ようと追い掛け回したけど、全然ダメだった・・・ハァハァ・・・(なにやってんのこの人)。

IMG_3924.JPG あと、黒島といえば、牛!ここで育った肉牛用の黒毛の子牛が後に松阪牛やら石垣牛やらのブランド牛へとなるそうです。毎年黒島牛まつりというあって、抽選で牛が一頭当たるらしいよw
 子牛と母牛がのんびり過ごす光景を見てほんわかしてたらすかさず「お母さんはハンバーグ、子供はステーキさ~」と言われ、わぁぁぁ!!(涙)となった・・・。今言わんでくれよ!!(死)生きるって、残酷だね・・・わかっちゃいるけど(泣)
 クジャク、牛、ときてあとカラス!カラスもめちゃくちゃ多い!しかもやはり鳥類にとって黒島の環境があってるんだろうか、ものっすごく生き生きしてる上に賢い!!カラスが賢いってのはわかってるけど、黒島のカラスは例えるなら反抗期にグレた中学生のようだ(笑)とにかく奴らは連携プレーで人間に悪さするんですよw面白いから観察してたんですが、ある観光客がビーチに荷物を置いて泳ぎに行ったのを見計らって、1羽が偵察を、1羽が観光客の動きを伝達、1羽がリュックを支える、そしてもう1羽がリュックのチャックを開く、というすごい光景をみた(笑)んで、めでたくリュックの中の荷物を引っ張り出して4羽であさってるという。すごい・・・。なんと悪い!!しばらくして、海からあがってきた観光客の「キャー!荷物がー!!」という悲鳴が仲本海岸にむなしく響いていました・・・。・・・・荷物あさられてるの見ながら教えてあげないお前も相当な悪だって??
758f2e33.jpeg いきなり動物の話題からはじまった黒島ですが、この島、とにかくのーーんびりとしていて、緑の草原がどこまでも続く、まるで北海道のような景色なんですね。八重山の島々はどこも個性的とは聞いてたけど、なんとも牧歌的なところ。この日はスノーケルの穴場の仲本海岸で遊ぼうと思ってたんですが、やっぱり台風の影響で波が高くて泳げなかったー。なので島内サイクリング。けっこう大きな島なので1周するのはキツい。でも途中でクジャクの群れを追い回したりカラスの観察したり、ああ、牛旨そうと考えながら黒牛をなめるように眺めるのはとても楽しかったですwww

IMG_1256.JPG そしてーー、黒島で忘れちゃいけないのがウミガメ!黒島にはウミガメの研究を主な活動としている「黒島研究所」があり、そこではウミガメの産卵、標識放流などの生態調査を行ってるんですね。集落の近くにあって誰でも気軽に入れる施設になってますよ。んで、夏休み期間は「ウミガメ勉強会」なるものを開いているってことで参加してきましたー!
研究所内、カメが・・・カメが・・・ぎょーさんおるーー!!ちっちゃいのがぎょーさんおるーーー!!なんか、ミドリガメの飼育でもしてるかの如く、普通にその辺にいっぱいいる(笑)もちろんエサやりも出来ますよ~。リクガメと違って目がくりくりしてて・・・アガァァ!!ちゃわゆいッ!!(鼻血)

IMG_1302.JPG ウミガメ以外にも、サメとかハブとかヤシガニとか、オニヒトデもいたな。小さな研究所だけど、マニアックなものがギュっと詰まった場所。はぁはぁ言いながら子ガメたんの水槽に張り付いてたら、勉強会始めるから集合してくださーいと呼ばれ、会議室の方へ。うすうす感じてたけど、大きいお姉さん、わし1人だたアルよw他、全員、ファミリーだたアルよwwそんな肩身の狭いなか、勉強会がはじまります。この日は、東京の大学からウミガメの研究をしてる学生さんたちが来ててその方たちが講師になってくれました。1人、楽し〇ごに激似の学生さんがいて思わず吹いたw
 内容は、世界に生息するウミガメの種類、実際にウミガメの骨格標本を使った説明、ウミガメの生態などなど、大人でもじゅうぶん勉強になる内容でした。中でも、ウミガメの産卵についてを物語にした紙芝居が、なんか妙に泣けた(涙)紙芝居してくれた研究所の方が「この絵は、僕の彼女が描いてくれました」とノロけてましたが、そこ、今言わなくていいからww
IMG_3859.JPG会議室での勉強が終ると、次は外に出てこの日放流するウミガメの身体測定タイムです。今日のクランケ(笑)はアオウミガメ君ですよー。豆知識ですが、ウミガメの中でもアオウミガメは特にキレイ好きらしく、いつもヒレで甲羅の掃除をしてるんだとか。たしかに、研究所にいた子たちも常にヒレで甲羅をサッササッサ磨いてたわ!
 体重・体長を測り終えたら、いざ放流しに近くの海岸までみんなでエンヤコラと運んで行きます。流石ウミガメ、陸ではマグロというかまな板の上の鯉状態でしたが、海に放した途端弾丸のように泳いでいなくなったw大きくなりーよ~。ビニール袋とか食ったらあかんよ~。

IMG_1297.JPG無事放流を終えて研究所に戻ってきて、待ってました!おさわりタイムです(笑)ほんとにさわり放題写真撮り放題です。研究所の学生さんたちも「¥300(入館料でこんなにべたべたさわれるとこありませんよ~」と言ってたwそれにしても、彼らのカメに対する愛をひしひしと感じたw好きなんだなぁ。きっと、彼女よりカメ、嫁の出産よりカメの産卵なんだろうなぁ・・・。好きなものを研究できるって幸せだね。
 さて、せっかくのおさわりタイム、まっつも片っ端から子ガメ中ガメ大ガメとさわりまくったぜよ!子ガメちゃんはちっちゃいガメラってかんじでちゃわゆいvvv中ガメも手に持ったら一生懸命ピチピチしてかわええわぁ(鼻血)しかし30cmオーバーになってくると、そのヒレピチピチが結構な威力のビンタ攻撃になってバチバチ殴られて痛かった(死)大海に出るんだもん、力強くないとな!強く生きろよ!
ほんとに貴重な体験をさせてもらい、子供はもちろん大人にとっても勉強になること間違いなしの施設なので、八重山におこしの際は是非足を運んでもらいたいですね。売店で売ってる「カメロンパン」が美味いらしいよw私食べてないけど。あと、夏休み期間は、ナイトミュージアムと銘打って、研究所を夜も開放して夜の生物の研究会も開いてるそうですよ。運がよければウミガメの産卵にも立ち会えるとか。

IMG_3896.JPG 黒島の見所といったら、黒島研究所、仲本海岸が有名ですが、個人的にツボスポットだったのが、この伊古桟橋。黒島港から東にチャリで15分くらいこいだところにある、以前使われていた桟橋です。はじめは木造だったけど、台風の被害にあい作りなおされたものなんですが、それもまた台風の被害に何度もあいボロボロになってしまっている。・・・・廃墟好きにはたまらんッ!(グッ)www美しい景色の中にある廃墟って、儚いというか諸行無常というか、一種のロマンがある。特にこの橋の朽ち方がいいんだよな~。先端の方へ行くと大きく崩れている部分があって、端っこまで行くのはけっこう危険ですよ。で、その朽ちてボロボロになったところにカニが住んでる・・・・ああっ!イイっ!!(変人注意)この真ん中のヒビの入り具合といいモルタルの劣化部分の色のまだら具合といい・・・イイっ!!!
IMG_3966.JPG 夕方、夕日見物&シーグラス拾いに、昼間ウミガメを放流した、集落近くの保慶海岸まで散歩に行きました。昼間は潮がひいてたけど、この時は完全に満ちてました。
ここでも、私以外にだれもおらず、プライベートなサンセットを満喫することが出来ました。シーグラスもけっこう落ちてたな。台風が完全に逸れたとはいえ、波は依然荒く、自然のすごさというか台風のすごさを感じたなー。

IMG_3962.JPG 宿の近くでつないであった子ヤギちゃん。人懐っこくてかわいい子でしたが、・・・・食材なんだろうな・・・沖縄なだけに・・・(涙)
 あ、今回お世話になった民宿「あーちゃん」ですが、離島の民宿だけど1部屋1部屋が独立していてそれぞれがバス・トイレ付きというなんともお得な物件でしたー。ただし、クーラーはコイン式・・・。
夕方、島の散策から帰ってきて部屋でごろごろしてたら、中庭からオーナーが「夕飯ですよー」と呼んでくれるのがなんとも、ほんわか。食事は広間でみんなで食べまする。この日の宿泊客は、家族・家族・ヤングカッポー・一人旅のおっちゃん・ワシ だったので、当然のごとくおっちゃんと仲良くなったさ(笑)このおっちゃん、関東在住だけど以前竹富島に住んでたとかで、八重山についてはそらもうベテラン中のベテランで、島についての裏も表も話をしてくれましたwうん・・・私も沖縄事情については知ってるつもりなんで、島に対して幻想ばかりはもってなかったけど、裏話は結構壮絶でしたw私は沖縄の良いところも悪いところもひっくるめて全部愛してると言い切る自信はあるけど、今回八重山で出会った人たちも、みんなそうなんだってわかってすごくよかった。特に、八重山に来る人たちはディープに愛してるな~と。わたしも早くこのディープサークルの仲間入りをしたいものです。
IMG_1316.JPG 夕飯のあとは、オーナーにおねだりして(笑)夜の探険に連れてってもらった!他のみなさんも巻き込んでw
昼間はクジャクやら牛やら亀やらを堪能しましたが、夜になるとまた別の住人達が活発になります。 まさに、わくわく動物アイランド。ちなみに、昼間行った黒島研究所でこの時丁度ウミガメの卵が孵化してたらしい。
 んで、夜の探険、おめあてはヤシガニ君ですだ!夜になると普通に道を歩いているというから驚きます。いや、そうじゃないよね、ヤシガニ君たちの生活圏に道路を作っちゃったんだよね、きっと・・・。
みんなでバンに乗って捜索していると、オーナーがさっそく発見しましたー!ちっさめだけど、ヤシガニ君ですよ!こんなのが道端にいるなんて、島、すげぇ!(笑)いかにミニマムといえど、迂闊に触ろうもんなら指切り落とされますが、さすが達人オーナー、慣れた手つきで捕獲してくれましたww

IMG_1318.JPG

 ヤシガニよりもオーナーのシャツの柄が気になりますね!(笑)体型的にはカニというよりもエビに近いような。でもハサミは立派なカニ。おっきくなるともっと鮮やかなブルーになるそうですよ。
この夜発見したのはこの1匹だけでしたが、見れてヨカッタ!こんな体験普通できんよ!あ、道路を横切るハブも見っけた。まさに、大人の夏休み(笑)それから、オーナーがとっておきの場所といって、昼間私が訪れてた伊古桟橋に星を見に連れてってくれましたー。星は正直、西表島の方がきれいに見えたな。というのも、向こう側に見える石垣島の明かりが明るくて、星がちょっとかすんでしまう。不思議なものです。島の明かりなのに、さらに離島から見るとあんなにも石垣島が都会にみえる。あとはななめよこの小浜島もリゾートホテルが多い島なのでえらく明るかったわー。でも、星よりも、桟橋の周辺に夜光虫がいるのに感激した!初めてみたよ夜光虫!キレイ!
星を見ながら、オーナーや他の宿泊客のみなさんとだらだらとゆんたくする時間はとても楽しかった。島の話したり、けっこうどうでもいい話(笑)したり。その日の朝に泣く泣く西表を後にしたはずなのに、夜にはすっかり黒島の住人になったまっつでした。
3329480f.jpeg いきなりでアレだけど、ちまたで話題になってるようなないような、「花山薫」抱き枕。
・・これ、誰が買うんだ・・・・・?ww
私も花山さん好きだけどさ、コレは、要らんわ(死)しかしこの花山さん、視線が艶っぽい・・・(爆)もう一度聞く、・・・誰が買うんだ??

 ああ、あったあった。
前回ちょろっと紹介したアカネハナゴイの画像。モヒカンがオスで、周りにいる目元がバンコランなのがメス。いわゆるハーレム状態っすね(笑)メスも淡い色できれいだけど、やっぱり自然界ではオスがきらびやかなんだなぁ。特に魚類と鳥類ってそれが顕著だよね。

IMG_3690.JPG 西表島滞在3日目。
この日は天気も安定していそうだったので、お向かいにある鳩間島に行ってみることにしました。ちなみにUさん一家は西表島の西側の船浮に行くっていってたな。船浮は私も一度行ってみたいなー。秘境中の秘境。
 鳩間島までは上原港から高速船で10分ちょっとで着きます。ただ、便が1日に数本しかないので、朝行ったら夕方帰ってくるってかんじになります。自分は観てなかったんで知らなかったけど、瑠璃の島ってドラマの舞台になってたとか。私ちゅらさんも観てなかったもんなwつるかめ助産院は観たなそういや。あれは黒島が舞台だったっけ。
 港に着くなり、あまりの海の色の美しさに言葉を失いました。八重山の港はどこもエメラルドできれいだけど、この鳩間島の色はちょっと信じられないぐらいきれいですよ。なんともいえない深いエメラルド色をしてる。阿嘉島と似た色だけど、それがさらに透明度があがったかんじ。沖縄の海には一体どれだけの青があるんだろう・・・。

IMG_3706.JPG

 鳩間島はとても小さな島なので、徒歩でも十分1周出来るとの事ですが、そこは、夏真っ盛り、徒歩じゃ途中で野垂れ死ぬと思い自転車を借りて散策することにしましたー。これは集落の南北を抜けるメインストリート。うぅ・・・ここから観ても海の色がヤバイ・・・防波堤の向こうとは別世界な色してる。
 集落の中には民宿や郵便局、パーラーや食堂があって、のーんびりとした空気が漂ってます。観光客もあんまり来ないんじゃないかな、なにせ船の本数が少ないから。
 集落の中にある貸自転車屋さんにチャリを調達しに行くと、店の方が私が一眼ぶら下げてるのを見て「鳩間のきれいな写真、いっぱい撮って帰ってくださいね!」と声をかけられたのには感動した(涙)ああ、この人はこの島を愛しているんだなーっていうのと、こりゃ下手な写真撮って帰れんな、っていうのと、なんか妙な使命感が・・・。
八重山旅行中も何度も経験したんですが、沖縄に限らず、一眼持ってると、話しかけられる率が格段にあがる、特におっちゃんたちから(笑) 「いいカメラ持ってるね~」から「何撮るの?」になり「おじさんも若い頃はね~」という具合にだいたい話が展開されていきますw一眼って、やはりおじさん趣味なんか??あとフード着けてると「プロの方?」とよく聞かれるけど、・・・うーーん、私フードは万が一カメラ落とした時にレンズに傷が付かないようにするための保険的な意味で使ってるだけなんだよなぁ・・・かなり間違った使い方ですが(苦笑)フード自体にはちゃんとした意味があるんだけどね。
IMG_3714.JPG 鳩間島を時計周りに進むとまず最初に辿りつく屋良浜。
 ここは、わたしにとってのパライソでした。自然に、「私が死んだら私の骨の半分はここの海に、半分はここの砂浜にまいてほしい」と思った場所。(島民は迷惑ですw)西表島側にあるので波が穏やかで、風が吹くと海の色が変わる、砂浜は真っ白なパウダースノー・・・・技術がへっぽこなんであの美しさを写真にとらえることが出来ないィィ(涙)!!

IMG_3713.JPG しかも、朝の一便で来てたので、だれもいない、まさにプライベートビーチ状態・・・。神様ありがとう、この日この場所に私を導いてくれて・・・。
ただただ、静かできれいなので、砂浜近くの木陰に座ってボーーーーっと海を眺めて過ごした。暑くなってきたら海に浸かって熱を冷まして、またぼーっとして、お腹が空いたらカロリーメ〇トをもさもさ食べながら海を眺めて、また海に浸かる、そんな風に約3時間近くこの屋良浜で過ごした。鳩間には他にも見所はあるんでいい加減戻らないといけないのはわかっていたけど、どうしてもここから離れたくない、そんな気分にさせる場所でした。

IMG_3771.JPG鳩間島は久高島と雰囲気がよく似てるなーと個人的に思った。まぁ、あっちは神聖な場所なのでそういう空気が流れていたけど、島の道とかビーチの場所とかよく似てた。小さな島だけど、こんな風な小さなビーチがあちこちにある鳩間島。ただ、西側の屋良浜と違って、北側や東側は波がけっこうあるので、リーフ内で水遊び程度にしないとちょっと危ないかも。残念なことに、北側は海流の関係もあってか漂着ゴミが多かったなぁ、某国からの(死)

c1651c77.jpeg 島を1周してから集落に戻ってきて、有名だという「ゆみさんち」のマンゴーパフェ食べに行ってみましたー。ゆみさんち、っていうからにはオーナーさんが由美さんなんだろうか・・・。
 座間味で食べたマンゴーかき氷も美味しかったけど、島で食べるスイーツって特に美味しく感じますね~、ってか実際美味しいわけですが。ここのはかき氷もアイスもソースも全部マンゴー、マンゴーづくしなパフェです。マンゴーの甘さは疲れた体に染み渡る・・・。わざわざクラブメッドから食べに来てるお客さん達もいたなー。ああ、クラブメッドは一度は泊まってみたいですね、まぁお金があればだけど。

IMG_3812.JPG 食べ終わってから、港の近くの小学校の前の防波堤を散歩しててふと見た景色。テトラポットと深いエメラルドの海と、その向こうに見える西表島。西表島を眺めてたら島の上にどんどんと雲が固まってきて、多分今あっちはスコールにあってるんだろうなー、あらためて、なんて大きくて自然に満ちた島なんだろうと思った。そういえば、私が西表に滞在した3日間、スコールには幸い1回しかあわなかったけど、島の人は雨が降る前の空気がわかるらしく、「雨降りそうだから急いで戻ったほうがいいですよー」とか助言してくれたな。西表のスコールは本当に一瞬、土砂降りになって雷がガンガンなって、そしてすぐに晴れ上がる。晴れ上がった空には変わらず天の川が見える、まさに熱帯の島。だから逆に心地よかったりもする。もれなく洗濯物は濡れますがw

IMG_3718.JPG 帰りの船の時間が近づいてきて、もう一度屋良浜に行きたくなったので行ってみたら、午前中とはまた違う色をしてた。波も相変わらず穏やか。自分の中でのベストオブビーチですわ屋良浜。眺める部門でwスノーケル部門では他のところが1位になっちゃうんで。でも、この浜に惚れこんで、この島にも惚れこんでしまったんで、また絶対来ようと思った。そしてそれまでにカメラの腕磨いておかねばな。鳩間島、さいっこーに良い島でした!

 その日の夜はUさんご家族に八重山そばごちそうになったりまっつがゴーヤーチャンプルーふるまったりと前日に続きゆんたくでした。1日どこで遊んで来たかとか八重山の他の島の話とかどこが穴場ビーチだとか、ひたすら沖縄の話した後になぜか歴史上の人物の話になって伊達政宗のウンチク話したらウケました(笑)この時、丁度、少年sの兄の方が平清盛の伝記読んでたんで、「いい胸毛だじょー」の年号の覚え方教えたら爆笑されました。子供って、こういうネタ好きよね・・・wそれにしても、物知りなお兄ちゃんだったわぁ。この年頃の男の子って物凄く頼もしく見えるときあるよね。そして甘えん坊の弟くん。2人ともはじめは私のこと思いっきり警戒してた(笑)けど最終的には仲良くなれました。毎日パイナポー食べてたり部屋に塩せんべい散乱させてたり外で変な虫捕まえてヒャッハーとか言ってたの、全部見られたから彼らの記憶に「西表で会った変人」として残るんだろうな・・・。 
 
[5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14]  [15
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
リンク
フリーエリア

税理士 奈良
最新コメント
[07/16 NONAME]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
まっつ
性別:
非公開
職業:
会社員
趣味:
沖縄、写真、旅行、料理とか
自己紹介:
博多っ子。めでたくFTOオーナーと沖縄病・八重山病末期患者になりました。座右の銘は「人生一度きり楽しんだもん勝ち」。
バーコード
ブログ内検索
フリーエリア

忍者ブログ [PR]