超・魅惑のニッコリア

 4度目の釜山は相変わらず活気があって食べ物も美味しくその他もろもろ女子にとっては笑いが止まらん素敵な街でした。くどい言い回しですが、とにかく楽しい旅行だった、と。

　初日から飛行機が3時間近く遅延したり、まっつの旅行カバンが開かずのカバンになったりとハプニング続きだったけど、まぁ2日目からは何事もなく周れてよかったよかった。保険かけてなかったからな！しかしどんな積み込み方したらここまで頑丈なスーツケースが歪むんや・・・？海外旅行はデンジャラスですな。中身が無事なんでヨシとするけど。
　飛行機の遅延については、この日のビートル・かめりあは欠航だったそうで、船便で行った人たちはかなり大変な思いしたなぁ。こういう事あるからちっとばかし高くても飛行機がいいわやっぱり。軽食のおにぎり美味しかったし。

　今回は韓国お初の東MAXと一緒だったんで、やっぱり買い物に専念、というかこの先釜山に観光目的で来ることってあるんだろうか、いやない。(反語)地味に龍宮寺とか金井山城とか行ってみたい気はするが・・・。そんときゃ4泊5日くらいで行って2日買い物2日観光にせんとな。
　それにしても、ここんとこの釜山は目まぐるしく街の様子が変わってるなぁ～。南浦洞のロッテデパートがでかくてびびった。何年後かにはここにロッテワールドやウン百階建てのホテルが建つらしいけど、ほんと、ロッテさま様だな。そのおかげで釜山タワーが壊されるって話聞いたけど、観光客の意見としてはとっといて欲しい。展望が悪くなるどうのじゃなくて、昔からの釜山のシンボルだし、フォルム自体がすごく綺麗だし、何よりライトアップがいいのよ！
右の写真の、左っ側のデカい建物が去年出来たロッテデパート。タワーの展望台から見たら周りの夜景とデパートのライトアップがいっしょになってすごい綺麗だった。中学の時来た頃はなんにもない港町だったのに。
海雲台エリアの方も世界一売り場面積の広いという新世界デパートも出来たらしいし、その周りは超高層高級マンションがどんどん建って、韓国景気悪いって聞いてたけど、全然いいじゃん！まぁその裏でたくさん店が潰れたりはしてるんだろうけど。
何年後かにはそれこそ香港のような街になってるんじゃなかろうか。釜山から目が離せませんな。

　2日目の午前中にあっちの、いわゆるディスカウントストアのホームプラスに行ったけど、韓国の家庭の一般的な生活用品とか食材が安くて揃っててすっごい楽しい！ホットッミックスとかコチュジャンとか伝統茶とか、欲しいものは土産屋で買うより断然安くてオススメ。ついつい歯磨き粉とか生活用品にも手を出しちまった（笑）だってこっちで買うより安いし。荷物の量考えんでいいならもっと買い込むのにな～。で、日本と同じように、このホームプラスの中にもレストランやフードコートがあるんですが、このフードコートのメニューの食サンが凄まじい！衝撃写真！











一体この盛りはどういうことだ、ってくらいビッグバンな量になっとります。あぁ、写真じゃあの凄さは伝わりきれない・・。
確かに、あっちの文化的に何人かでつつく量にはなってるんだろうけどそれにしたって多いよ！しかも安い！上のオードブル的な9000ウォンって書いてるやつにしても、2人で食べたら1人￥400かかんない・・・。右の写真の上の9500ウォンのは、バンチャンであろうトッポキとかキムチも付いてたり、当たり前だけど韓国料理の食サンって結構カルチャーショックですね。ってか実際こんなに盛り盛りで出てくるんやろか・・・？
左のは洋食チックですね。真ん中の列のはグラタンにトンカツらしき揚げ物、ポテトにスープにカニピラフ、野菜炒めらしきものとサラダ、とこれまた凄いことになってしまってます。きっと韓国料理をすてこんな食生活になってしまったら即アウトだな。
　でも韓国の食サン技術もすごいな～。いや、意外とこっちに発注してたりするのか？石焼ビビンバは色んな種類あって可愛かった！
食べもしないのに店先で写真撮ったりキャーキャー言ってたから怪しまれたかな（笑）でもそれぐらい日本との違いが新鮮で面白かったんだよ。きっとあっちの人がこっちのレストランの食サン見たら、あまりの盛りの悪さにビビるんだろうな。こっちは1人前をきれいにもくもくと食べる文化だから、分け合ってワイワイ食べる国の人にはきっと理解しにくいハズ。食サンから国の文化についてしみじみ考えさせられましただ。次回はフードコートに挑戦してみよっと。

　釜山旅行の目的はまぁ買い物オンリーだけど、その合間合間に食べるものも何でも安くて美味しいから、それがまた釜山に来ようって気にさせてくれるんだよな。今回はいつものフェじゃなくってサムゲタン屋さんに行ってみました。
ソウルサムゲタンってあっちでは美味いと有名な店らしくて、日本人の口にも合うって評判につられて行ったけど、本当に美味しかった～。韓方臭さもほとんどなく、鶏はホロホロでダシも濃厚で。美味い上に体に良くて肌にも良い！そしてやっぱり安い！12000ウォンだから、だいたい￥1000弱。日本で食べるののアホらしさがどんどん加速してしまう・・・・。いや、物価違うから仕方ないけどさ。
アホらしいといえばクリスピークリームにしてもそうなんだなー。








東京のクリスピーがどんなのかは知らないけど、釜山じゃ行列なんて皆無だし値段も約半額。落ち着いて店内でお茶できていいわー。クリスピーって季節限定とかで面白い形のとかあって楽しい。ちなみに写真のちょっと気持ち悪い顔の星が今回の限定商品でした。前回は確か熊の形だったな。
韓国人ってドーナツが好きって何かで聞いたけど、なるほどドーナツ屋が多く感じる。最近ではミスドも進出したらしいけど、あっちの人ってお菓子はホットッやワッフルみたいに甘くてフワフワなものが好みなんでしょうか？市販のお菓子もチョコパイとかブッセが多いし。
食後のお茶にしても果物茶やシッケはじめコーン茶、トゥングレ茶と甘みがあるもの多いよな。辛いおかず食べるから自然とその後は甘いものが欲しくなるんだろうな、と勝手に解釈させてもらおう。
そのホットッやワッフルですが、ホットッは前回も食べたけどワッフルは初めて食べた！PIFF広場でお兄ちゃんが美味しそうに食べてるの見て買ってみたけど、こりゃ美味いね！外サク中フワで間の生クリームとジャムが甘すぎなくて意外にあっさり食べられる。これ食べたらワッフル感変わります。私は変わった（笑）
変わったといえば、シンチャントーストのトースト食べてホットサンド感も変わりましたな。
国際市場の近くの細い通りにひっそりあるお店、というか昔ながらのパーラー的な店構えで、釜山のリピーターにとっては済州家よりも有名な店じゃなかろうか。メニューはトースト(こっちのホットサンド的)とフルーツジュースだけで、注文したら店先の鉄板でおじさんが焼いてくれるんですな。このトースト（チーズサンドを頼みました）がまた美味い！パンは外サク中フワ（再び）で具のチーズがいーい感じにとろけてて。あとはキャベツとねぎ（かな？）の卵とじ的なものとスパムが挟んであって、何やら自然な甘みがホッとする。間違いなく日本人好みの味だと思うよこれ。フルーツジュースも、私はトマトジュースを頼んでみたけど、そのものの味がしてうめ～。日本のトマトジュースとは違って甘みがあってまろやかで飲みやすかったです。ちなみにお値段はチーズトーストが日本円で￥160くらい。安い！次からは朝食はここだな！済州家もいいけど！
　辛いもののイメージが強い韓国だけど、辛くないものもいっぱいあるんで偏見で行っちゃだめだな。釜山に関しては港町ってことで刺身も安くて美味しいし。キンパッとかカルグクスとかも日本人好きだと思う。
釜山は物欲も食欲も満腹にしてくれる魅惑の街ですね！多分女子にとってだけだとは思うが。
　そうそう、2日目の朝に済州家でおかゆ食べてたら、向かいの改装中の店にタクシーが突っ込んで店のガラスドアがこっぱみじんになってた。こういうところも、さすがというか、アバウトというか（笑）