アブノーマル・アクティビティ

　パラノーマルです、はい。昨日観に行ってきました。以下微妙にネタばれ。ネタバレ万歳。


　まず、怖かったか怖くなかったかでいったら、怖くなかった。ずばり。というか、怖がるべきシーンが
予想外に自分の過去にあった笑いのツボを思い出させて爆笑してしまった・・・。一緒に行ったＩっつあんも
同じツボの持ち主で、２人して肩震わせながら笑ってしもた・・・。となりのお兄ちゃんは真面目に、というか
やや過剰反応気味で怖がってたのに（笑）
　なんだろう、私的に、この映画の恐怖シーンが全て笑いのツボだったような・・・。
前半のただカメラをまわしてるシーンはひたすら退屈だったので余計にツボにハマったようだ。笑いの神が
降りてきたようだ（死）
　ちなみに、Yahoo映画レビューにも同じコメントあったけど、制作費130万円で格安っていうけど、逆に
どこに130万も使ったんやってかんじだったな（笑）役者さんの給料とロケ用の家の借り賃、ロケ弁ってとこか。

　前も一度書いたけど、やっぱホラーは宗教観の違いだな。この映画もとどのつまりが悪魔憑きの映画だったのでイマイチのめり込めんというか。ってか、エクソシスト呼ぶ前に精神科行こうかってまともな人間なら
考えるでしょうよ。そういう職業がまかり通っているアメリカってどうなんだ。日本もイタコとかノロとかいるけど
さ。あと、日本じゃメディアの影響とかもあって悪魔＝COOLってイメージがあるからな。デビルメイクライが良い例ですがな。主人公のお父さんは正義の悪魔ですよ！正義の悪魔ってなんやねん！
　きっと熱心なキリスト教徒がこの映画みたら最初から最後まで怖がってあげくに失神するんだろうなー。

　まぁ、最後の15分くらいは楽しめたので￥500くらいは払っていいかな～。

冬の風物詩。

　糸島のカキ小屋に行っちきました。カキ食べれんのに（死）
しかしカキ以外にもハマグリとか海老とかイカとか海鮮はなんでも揃ってるから安心だす。しかも飯類・飲み物類は持ち込みオッケーっていうのが嬉しいね。焼きたてのヒオウギ貝食べながらコーラ飲んだら最高でした。
　カキってば焼いてると爆発する危険物なんで結構注意がいるけど、横のカップルが焼いてるカキがものの見事に爆ぜて飛んできて｢目が！目がぁあ！！｣状態になった（死）一応無事だったがその後また爆発したのが飛んできてタイツが焦げた。カキっていろいろ怖いわ・・・。
3人で海鮮目いっぱい食べて￥３，０００くらいだったから格安ですな。イカの一夜干しなんか呼子で食べるより
はるかに安かったよ。美味しかったし。
　それにしても、みんなカキ好きなのね～。カキ小屋は何軒もあるのにみんな軽く１時間待ちで、お客さんもひっきりなしに入ってくるし。カキにあたらない強靭な胃袋が欲しい・・・。知り合いのカキ好きは何度あたっても食いに行くってったな。漢だわ。

ぽーにょぽーにょぽにょ！！

　観たよ。評判通り全くわけのわからん話でした。しかし海好きな私にとっては結構ツボだったかもしれん。話はおいといてやっぱりジブリ作品は海と空の描き方は最高だと思う。くどいけど話はわけわかめ（死）私がひねくれささくれた人間だからか・・・？
最後のポニョのママの「身元引受人」発言で吹いた（笑）だってあんな夢あふれる物語なのにいきなり生々しい単語出すなよ！結局ポニョは養子になるってことでオッケーなんですか？耕一さんは納得してくれるんですか？？
ここ数年の宮崎作品は「監督大丈夫ですか、何かあったんですか？？？」って聞きたくなるような作品ばっかだな・・・・。年とって説教くさくなったというか。おとなしくもののけ姫でやめときゃよかったのに。ラピュタの「目がぁ！目がぁっ！！」と「人がゴミのようだ！！」（ム○カ）は伝説の迷語録です。

　話は全然関係ないけど、先週の日曜日に久留米の蝶屋染織美術館が閉館するってことであわてて見学に行って来ましたのよ。右画像はロビーに飾ってあった岡本太郎の振袖。振袖まで爆発してますね。いくら価値ある品でも、すいません、この振袖には袖を通したくない・・・（死）
　この美術館、蝶屋の会長さんが趣味で集めたものを展示してるんだけど、どれも超一級品というか、人間国宝の作品とか、とにかくすごかった。目の保養目の保養・・・。



















こんな作品めったにお目にかかれないので、バシバシ写真とってたら会長さんに「若い人が来てくれるのは
嬉しいね～」と言われた。この会長さん着物に対しての思いが相当な方で、来館者を一人一人つかまえては
自分の信念を熱く語っておらしゃった。まぁ、そうでないとこんなに集められないよなー。私はつかまるまいと
逃げ回ってたけど。下の画像は帯だけど、どっちも超絶技巧。絵じゃなくて織ですよ織！若冲さんの鶏とか細かすぎてほんと一枚の絵のようじゃった・・・。



















ちなみにこの収蔵品達は閉館後にチャリティーで売却されるとのこと。ちらっと聞いたけど、岡本太郎と若冲さんは買い手がすでについてるとか。岡本太郎着るのか・・・？アレ着るのか・・・？？岡本太郎着て若冲さん締めるのか・・・？？？
　うちの母が着物狂というか着物クレイジー（意味同じか）なんで着物文化に触れる機会がここ最近増えたけど、やっぱり日本人の技術はすごいな～と気付かされることばかりです。西洋の伝統文化だってそりゃすごいので100％日本文化マンセーとは言えんけど、改めて自分が日本人であることに誇りが持てますよ。着物に限らずとも芸能も食も受け継がれてきたものは重みが違う。日本人特有のもので、例えば、虫の鳴き声で季節を感じたり風流だと思うのは日本人だけとか。欧米人と違って脳波が反応するそうです。確かに鈴虫の鳴き声聞いて秋がきたなぁと感じたりツクツクボウシの声で夏ももう終わりかぁ宿題やってねぇし的なこと考えたりするよな～。他の国の人にとってはそれらは全て雑音のひとつと捉えられるそうな。あぁ、でも蚊の羽音は雑音以外の何ものでもないな。ハエとか。
ただ、話は元に戻るけど、伝統文化ってどれもべらぼうに金がかかるんだよな。着物にしても若い人がもっと着ないと廃れるとはいっても、着物高いねん。若い子そんな金もってないねん。あるとすればキャバ嬢。どうしても敷居が高くなるんでどんどん廃れていく・・・。需要がなけりゃ供給もなくなる。そうしてこの蝶屋の美術館も閉館ってことになったそうです。なんとも切ない。
　最後の最後で良いものをたくさん見れて、写真撮れて（よかったのかな・・・）大満足です。会長さんの「自分の趣味が少しでも地域の文化向上の役に立った」って話もじーんときたー。少しでも良い買い手が見つかるといいですね。私も一応絵葉書(1枚￥80)買って貢献したぞ！

マサムネ杏仁。

　早いものでもう2月です。個人的に2月は大嫌いな月（意味もなく寒いから）なんでさっさと終わって欲しい。
というかはよう月末になってくれりゃ。ワクワクの韓国旅行ぢゃ。
　で、昨日は同行する東MAX（隠してないね）と韓国旅行戦略会議をしたんさ。会議というかただひたすら
食ってたけど。大名にある、マルコキッチンっちゅう中華料理屋さんだけど、以前からかなーり気になってて結局1回も行ったことなくて。最近は赤坂にあるびんろう（難しい漢字書くんやけど）の夜って台湾料理屋さん
にばっか通ってたから。マルコさんは特級厨師と特級麺点師の方が作ってるかなり本格的な中華屋さん
なんですな。お店自体は小洒落たバーみたいで、しかし店員さんたちは異常にフレンドリーで・・・・。
麺打ちが始まったらお客さん達に「見においで見においで」的なノリだし、とってもエンターテイメントな雰囲気
だったな（笑）麺点師さんが皆に見られて緊張するってって失敗してたな。
　そんな、ある意味超アットホームな店だけど、味は最高です。本場の味をしっかり残しつつそれを美味しく
アレンジしてくれてるかんじ。今まで行ったどの中華屋さんよりも中国の味がしてすごい懐かしかった～。
点心は皮はモッチモチで中身はジューシーって、んなありがちな感想しかいえんけど、とにかくどれも絶品。
季節にあわせて中の具材もアレンジしてて、今回は鰆の水餃子と上海カニのミソ入り小龍包を頂きました。
あと私的ツボだったのが季節の野菜炒め。その名の通り、季節の野菜を炒めただけのシンプルな料理だけど
だからこそ野菜のうまさが出てハマった。是非家でも作ってみたいわ。
　このお店の看板料理、といっていいのかわからないけど刀削麺があって、それがまた美味い！麺はもっちり
具の海鮮はプリップリ、スープはあっさり系で、シメにはたまらん料理だなコレ。ウリの麺削って飛ばしてるとこが見れんかったのは残念。また今度見に行ってやる！
前述したように、このお店とにかくアットホームというか、多分常連さんが多いんだろうな。他のお客さんが注文してると「いつもの」って言ってる人が何組かいたし。あとリクエスト次第でなんでも作ってくれそうな雰囲気だな。八宝菜のうずら抜いてーとか（暴挙だ！）。美味しい魚料理出してーとか。
でね、ここデザートに裏メニュー的な杏仁豆腐が存在して、その名も「マサムネアンニン」（笑）政宗ノット正宗
ですから。なんでも中国語で正宗＝正真正銘のって意味らしいよ。デザートを何か頼もうとすると店のおばちゃんが「正宗杏仁すごいおすすめよ！」って言ってきた時の東MAXの挙動りっぷりが滑稽でした。ヨコシマな奴め！裏デザート正宗のお味は、超濃厚杏仁！杏仁というよりパンナコッタっぽかった。でもほんと美味しかったわ。これ食べたら店で売ってるカップの杏仁とか食べれん。
　なんか最初から最後まで食い物の話ですが、肝心な会議は、結局脱線しまくりで話がまとまったのか？とりあえずホームプラスは外せんってコトで・・・・。あとは防寒対策とか・・・。また寒いんだろうなぁ・・。

この怒りをどうしてくれようか

　昨日はただいま妊娠中のお友達のMちょ（私の友達Mが多いな・・・）と胎教によさそうなオーシャンズ
観に行って来ましただ。でね、こっから先は例の如く凄絶にネタばれと毒吐きだよｖ

　まず、この映画ひとことでいったら「￥１，０００で見る価値なし」（笑）婦人Dayで￥１，０００だったから
よかったものの、これにまともな値段払って観たら私だったら暴動起こしとる。
CMで「アースを超えた」だの「ディープブルーを超えた」だの言ってるけど全然全く超えてないから。
ってかディープブルーの方がよっぽど面白かったから。誇大広告警報。

　内容はね、典型的な自然を守ろう的な啓発モノで、前半１時間・海の生き物の紹介、後半１時間・説教。
うち日ごろからケーブルでアニマルプラネットたれ流してたり、動物系の番組は逐一見てる人だけど、
なんかどの映像も過去に見たことあるような映像ばっかで新鮮味もないし、あれならよっぽど世界まる見えの
ザ・ベストのコーナーの方が驚きがあるんですが・・・。あとダーウィンとか。しかもその映像のつなげ方も中途半端で意味わからん！まさにパッチワーク映画。
　しかも極めつけの後半の説教、あれ間違いなくシー・シェ○ードの奴が制作に関わってるだろ！日本人への
当て付けか！？人の国の文化にいちいち首つっこんでくんな！内政干渉だ！って、いう理不尽な怒りの沸いて来る映像だったな・・・・。ブツブツ・・・・。あと終盤の、船が荒波を超えていくシーンの意味がわからんうえに軽く酔ったばい（死）
　素直にすごいなーと思ったのは、ホオジロザメと泳いでるシーンぐらいかな。あと、オットセイが砂浜でゴロゴロしてるの観て、あぁ、次はオットセイに生まれたいなぁ、って思った（笑）自堕落な生活・・・。

　まぁ、小学校低学年の理科の教材くらいに丁度いいんじゃないでしょうか？制作者的には、ここ最近ドキュメンタリー映画が大当たり続いてるからいっちょ便乗して環境保護でも訴えてやるか的な考えなんでしょうが、
そういうことは上のほうのお役人にでも訴えて下さい。庶民レベルではどうにもならない問題なんですから。
あと、この映画のチケット代金の一部って環境保護募金とかに使われたりしないのかね。それなら￥１，０００
でもまぁ許すけど。シー・シェ○ードの活動資金になってたりして（笑）

　あ～毒吐いてスッキリした！次はちゃんと面白い映画を観に行きたいわ。パラノーマル・アクティビティって
ホンマにおもしろいんかな。ああいう精神的にくるホラーは苦手なんだけど気になる。あと、ダレン！映画化するっていって一体何年かかったのよ！原作好きとしてかなり期待してるんだから！ただ、クレプスリーの髪が
ひとふさじゃない・・・・。むしろアフロじゃん・・・。